- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582856477
作品紹介・あらすじ
作家や国文学者により、『古事記』は数多く訳されてきた。しかし、一読して理解できる本は、なかなか見あたらない。それは、訳文に古代の言葉をそのままあてはめているので、意味が取りにくく、難しくなってしまうからである。本書では、言葉の意味や背景の説明を加えることによって、神々と古代人の世界をわかりやすく、生き生きと甦らせた。
感想・レビュー・書評
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薄い新書だが、古事記の上巻、中巻、下巻をカバーしている。図も多くあり、わかりやすい。筆者の考え方で書かれているので、直訳的な紹介ではない。
初心者の私にとっては、とてもおもしろく読めた。
古事記に関する入門書として、おすすめの一冊だと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
平易な現代訳で、最新の研究による見解も交えながら書かれていて、入門用としてちょうど良かった感じ。一冊でわかる、というのは煽りすぎだと思うけど。
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EVERNOTE登録済
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日本最古の歴史書『古事記』をわかりやすく解説した本。
『古事記』のあらすじをベースに、言葉の意味や時代背景、当時の文化や価値観を加えて、わかりやすく書かれています。
『古事記』の世界を知りたい方は、まず本書を読んでみてはいかがでしょうか。 -
新書文庫
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天岩戸伝説が日食神話を背景にしている等、図も交えてわかりやすく解説してある。
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神道の世界を書かせたら、やはり武光誠。若干、私見が入っているのは気になったけど、より一層古事記の世界が理解できました。やっぱりこの人の文章は分かりやすいわー。
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確かに読みやすく分かりやすくはあった。ただ、古事記自体がよく分からない僕にとってはぼんやりと無茶苦茶な話が進んで行ったようにしか感じられなかった。古事記の大枠を理解するには良いのではないかと思う。