新書794最強通貨ドル時代の投資術 (平凡社新書 794)

著者 :
  • 平凡社
2.75
  • (0)
  • (1)
  • (5)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 17
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582857948

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • それでも円とポンド

  • 円ドル相場、実質実効為替レート、名目実効為替レートのち外

    リスクオフ相場でスイスフラン高と円高になる。有事のドル買い、ではなく有事の円、スイスフラン買い。

    サービス業が大きくなった現代では、購買力平価説で説明できなくなった。

    取引が多いのは、ドル、ユーロ、円、ポンド、豪ドル、スイスフラン、カナダドル。
    ポンドや豪ドルは10%以下。

    通貨高=企業の衰退、ではない。スイスの企業の例。ネスレ、ロシュ、ノバルティスなど。スイス企業は巨大企業が多い。

    高い人口増加率、最強の軍事力、金融システムの質と量、がドルの強み。

    シュール革命で世界一の産油国に。国際収支の構造要因が変化。サービス収支と所得収支が改善した。
    VISAなど金融サービス、ファイザー、メルク、ジョンソンアンドジョンソン、ギリアド・サイエンシズ、などヘルスケア企業。

    日本の経常黒字が急増。
    原油価格の下落が2%に達しない理由ではない。欧米も同様。
    国債買い入れに限度がきたとき、どうなるか。

    財政赤字増=円安、ではなく円高要因。世界の危機で財政赤字が増える、リスクオフで円が買われる。

    財政危機は短期間で収束する。
    ゆっくり円高になることはない。

    ドル復活で東京が復活する=金融センターとして。

    日本株は株式全体の8%程度。45%はアメリカ株。
    アセットアロケーション戦略

    アメリカの多様なETFを通じて、アセットアロケーションを考える。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

一橋大学大学院経営管理研究科特任教授、一橋大学大学院フィンテック研究フォーラム代表。
一橋大学大学院修了、博士(経営法)。シティグループ証券取締役副会長、経済産業省企業価値研究会委員、内閣官房経済部市場動向研究会委員、北京大学日本研究センター特約研究員、慶應義塾大学講師などを歴任。
2006~2010年日経アナリストランキング日本株ストラテジスト部門5年連続1位。

「2020年 『金融が解る 世界の歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

藤田勉の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×