- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582857948
感想・レビュー・書評
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それでも円とポンド
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円ドル相場、実質実効為替レート、名目実効為替レートのち外
リスクオフ相場でスイスフラン高と円高になる。有事のドル買い、ではなく有事の円、スイスフラン買い。
サービス業が大きくなった現代では、購買力平価説で説明できなくなった。
取引が多いのは、ドル、ユーロ、円、ポンド、豪ドル、スイスフラン、カナダドル。
ポンドや豪ドルは10%以下。
通貨高=企業の衰退、ではない。スイスの企業の例。ネスレ、ロシュ、ノバルティスなど。スイス企業は巨大企業が多い。
高い人口増加率、最強の軍事力、金融システムの質と量、がドルの強み。
シュール革命で世界一の産油国に。国際収支の構造要因が変化。サービス収支と所得収支が改善した。
VISAなど金融サービス、ファイザー、メルク、ジョンソンアンドジョンソン、ギリアド・サイエンシズ、などヘルスケア企業。
日本の経常黒字が急増。
原油価格の下落が2%に達しない理由ではない。欧米も同様。
国債買い入れに限度がきたとき、どうなるか。
財政赤字増=円安、ではなく円高要因。世界の危機で財政赤字が増える、リスクオフで円が買われる。
財政危機は短期間で収束する。
ゆっくり円高になることはない。
ドル復活で東京が復活する=金融センターとして。
日本株は株式全体の8%程度。45%はアメリカ株。
アセットアロケーション戦略
アメリカの多様なETFを通じて、アセットアロケーションを考える。