新書843フィンテック革命の衝撃 (平凡社新書 843)

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  • 平凡社
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  • Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582858433

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    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/685070

  • 世界最大のフィンテック会社 ビザとマスターカード
    日本はSBIホールディングス

  • 2018.3.31読了

  • 基本的に現状を細かく並べているところはSBI大学院大学金融研究所フィンテック研究結果をまとめたものだからですね。

    今楽天とSBIってどっちがエエんやろなって考えてます。
    とりあえず楽天の方がシナジー効果高そうなんですが近々追いつき追い越していきそうです。

    現状知識のベースとしてはこの本は役立つと思います。

  • 2017年4月に第一版が出た本.かなり最新動向まで記載されている.
    色々な財務データを中心にまとめていて比較的抑制が効いた良い本だと思う.世界経済のトレンドデータから,企業レベルの売上げや成長率のデータ,最新の主要企業の動向や各国の政策に関するニュースに至るまで,金融にまつわる幅広い内容をサマリーしてくれている.
    単なる事実の羅列と言えば,半分その通りで,一つ一つは深く掘り下げたりしているわけではない.その分ボリュームは軽いのでニュースを読む感覚だと割り切って読めば良いと思う.

  •  正直に言って、モノとしての実物が伴わないビジネスを胡散臭く思っている。
     就活時期にリーマンショックを食らったことが原因なのはわかっている。
     頭のいいと称する連中が数式をこねくり回して利益を得る金融システムは全く信用できない。

     しかし、昨今はIT企業に限らず、ソニーやトヨタなどの電機産業、自動車産業が金融業に参入している。
     そして、グループ内で占める利益は本業を越える企業もある。

     ICTと金融の融合、それがフィンテックだ。
     ウォール街が取り仕切る金融とは違い、それまでの金融とはサービスが違う。
     むしろ、今までになかった新しいサービスを提供することがフィンテックの本質と見える。

     筆者のフィンテックに対する熱が伝わるような内容だ。フィンテック推し。
     確かに、フィンテックはここ数年で社会を変えてきた。
     ただ俺が不安なのは、フィンテックの勝者が金融の元締めになってよいのだろうか。
     最近の企業は勝者総取りだ。そこに不安を感じる。

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著者プロフィール

一橋大学大学院経営管理研究科特任教授、一橋大学大学院フィンテック研究フォーラム代表。
一橋大学大学院修了、博士(経営法)。シティグループ証券取締役副会長、経済産業省企業価値研究会委員、内閣官房経済部市場動向研究会委員、北京大学日本研究センター特約研究員、慶應義塾大学講師などを歴任。
2006~2010年日経アナリストランキング日本株ストラテジスト部門5年連続1位。

「2020年 『金融が解る 世界の歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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