- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582858723
感想・レビュー・書評
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レビューは…ちょっと言葉になりません(評価の星がついていないのは、いい悪いといいにくい気がしたのでつけていないだけです)。
自裁死の是非について、少し考え込んでいます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
思想はもちろんのこと、培われた環境、思考法、引いてくる言説。全く異なる、いや世間的にはむしろ真逆からのアプローチであるにも関わらず、なんと斎藤幸平の「人新世の資本論」とさらに宮台真司と結論をほぼ同じにしている。
これはいつか訪れるであろうユートピアを夢想するものの共通概念。全く難解なことではない。手の届くところにいる者達との生活を基盤にした共同体もちろんそれは家族でもある、それを守り抜くこと。つまりは愛という結論。
四半世紀も前の朝まで生テレビの時に展開してい、そして全く中心がブレていない言論の集大成と、終章のモノローグによりその言説すべての真意と活力の奥底が垣間見えた。
もちろんその主張に全面的には賛成できない。いやむしろ国家の尊厳などを全面に押し出した思想には抗う立場だ。
しかし声を上げることを恐れずその熱狂と充足に満たされた人生には羨望を感じざるを得ない。
凄まじい書であることは確かだ。 -
この本は基本的に西部さんが近年発言されてきた内容をまとめたものです。ですので、新しいことはほとんど書かれていません。また読み物なので、話の中での語源説明をそのまま文章にすると、しつこく感じることがありました。しかし、本書の最後に書かれている女性論の部分には感銘を受けました。
西部さんの発言に普段から注目しているものとしては、物足りなさを感じたこともあり、このような評価となりました。 -
1/21は西部邁氏
逝去から1年
あれから1年。絶筆の書には、逝去6日前に書かれたあとがきが。目を通してみてはいかがでしょう? -
御大の新書です。えろおすません!中古でしか購入できま
へんかったんどす。許しておくんなまし。 -
【由来】
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【期待したもの】
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※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。
【要約】
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【ノート】
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【目次】
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この書を評価するだけの力量を私は持ち合わせていない。頻出する外来語や引用は理解を更に困難にする。ただ、初めから終わりまで、その底辺に流れているのが、ニシベの嘆きと絶望であることは確かかーと。
ニシベさん。そちらはこちらよりまだ少しはマシですか…? -
「頭の良い人」の「頭の悪い連中」への苛立ちはよく分かる。「きちんとした保守」としてなすべきことについて考えているのもよく分かる。米国の侵略主義、ごもっとも。マスの罪科、スマホ人への苛立ち、ごもっとも。でも、そこから「あばよ」に直結ってのは少し、ね。個人レベルの絶望・厭世と、社会に向けて活字として世に出すレベルの「思想」とは分別しないと、ただの管巻きで終わっちまうよ。