江戸の目明し (887) (平凡社新書 887)

著者 :
  • 平凡社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582858877

感想・レビュー・書評

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  • 目明かしの真実と謳ってますが、半分までは改革でいかに取り締まりが厳しくなったかの説明に終始、最後の一章は世の中がかなりざわついてきたので、取締りも多忙になり、目明かしが多用されただろう、という推測の話で、目明かし・岡っ引や下っぴきの実態が描かれたのは第三章の30pほどでした。
    与力や同心がゴロツキのような手下を雇っているのを知りながら、あくまでも雇っていないと言い切っている江戸時代の治安管理の矛盾が説明されている。

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著者プロフィール

1930年長崎市に生まれる。旧制甲南高等学校卒業。以来、将棋史および盤上遊戯史を研究。
大英博物館リーディングルーム・メンバー、国際チェス史研究グループ会員、チェス史研究支援財団名誉会員、チェス・コレクターズ・インターナショナル会員、遊戯史学会会長、日本将棋連盟将棋歴史文化アドバイザー。第17回将棋ペンクラブ大賞特別賞、第21回大山康晴賞受賞。
著書に、『賭博の日本史』『碁打ち・将棋指しの江戸』『碁打ち・将棋指しの誕生』『将棋の起源』『盤上遊戯の世界史』『日本遊戯史』『日本遊戯思想史』『将棋の歴史』『遊戯の起源』『江戸の目明かし』(以上、平凡社)、『将棋I・II』『盤上遊戯』『賭博I・II・III』『碁』『さいころ』『すごろくI・II』『合わせもの』『チェス』『遊戯I・II』(以上、法政大学出版局)、『将棋の駒はなぜ40枚か』(集英社)、『ゲームの博物誌』(JICC出版局)、『将軍家「将棋指南役」』(洋泉社)、『小さな藩の奇跡』(KADOKAWA)など。

「2021年 『〈大橋家文書〉の研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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