シニアひとり旅 ロシアから東欧・南欧へ (平凡社新書 1060)

  • 平凡社 (2024年6月17日発売)
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本 ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784582860603

作品紹介・あらすじ

《目次》
はしがき
第1章 シベリアロシア――憧れのシベリア鉄道
第2章 ヨーロッパロシア――特異な近代化と崩壊の爪あと
第3章 東欧諸国――頑なに歴史を守る
第4章 南欧の国々――快適な旅とはいえないが……
第5章 黒海・カスピ海沿岸地域
あとがきに代えて――コロナ禍のギリシャを歩く

《概要》
1989年、ベルリンの壁が崩壊したことによって、ロシアや東欧諸国へのひとり旅の自由度が一気に増していく。著者はそのなかでシベリア鉄道に5回乗車、世界各地へ旅に出た。さらに近年、ラオス中国鉄道が開通したことで、アジアからシベリア鉄道を乗り継ぐ最長の列車旅も現実味を帯びてきた。しかし、パンデミックや戦争で再び自由な旅が阻まれようとしている。
比較的自由にひとり旅ができた時代、シニアの旅人の目にはなにが映っていたのか。

《著者紹介》
1954年長野県松本市生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。新聞社勤務を経てフリーに。『12万円で世界を歩く』(朝日新聞社)でデビュー。以降、おもにアジア、沖縄をフィールドに、バックパッカースタイルでの旅を書き続けている。『日本を降りる若者たち』(講談社現代新書)、『シニアひとり旅 インド、ネパールからシルクロードへ』『「おくのほそ道」をたどる旅――路線バスと徒歩で行く1612キロ』(ともに平凡社新書)、『シニアになって、ひとり旅』(朝日文庫)など著書多数。

感想・レビュー・書評

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  • コロナ騒動直前の旅を再編集した内容で、売り方としてはどうなのかという気もする。ただしロシアのおおらか(大雑把)な人情等々、わずか数年前にも関わらず、旅行者として今や体験するのが難しい時勢だけに、その点意義はあるかも。

  • 2024年7月読了。

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著者プロフィール

1954年(昭和29)長野県生まれ。ノンフィクション、旅行作家。慶応義塾大学卒業後、新聞社勤務を経てフリーに。『12万円で世界を歩く』(朝日新聞社)でデビューし、以後、アジアを主なフィールドにバックパッカースタイルで旅を続け、次々と著作を発表している。『週末ちょっとディープな台湾旅』『週末ちょっとディープなタイ旅』(朝日新聞出版)、『旅がグンと楽になる7つの極意』(産業編集センター)、『沖縄の離島 路線バスの旅』(双葉社)など著書多数。

「2023年 『旅する桃源郷』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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