為末大走りの極意

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  • ベースボール・マガジン社
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  • Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784583100364

感想・レビュー・書評

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  • 前半は技術論、後半は自伝的な内容。
    技術論の部分では、スプリントに大切な動きから、それぞれのスプリントフェーズについて分かりやすく説明されている。初めての人が読んでも分かりやすい。

  • おそらく,一般的な健康に恵まれた人ならば(今はどうであれ)「走る」という行為は,幼いころからそれなりに親しみのある行為・動作だと思います.
    小中高の体育の授業においても,短距離・長距離を問わず(いやいやながらでも)走った経験は少なくないでしょう.しかし,そのように「走る」とは身近な行為であるにもかかわらず,「走り方」言い換えれば“走り方の技術”を習ったことがある人はあまり多くないと思います.
    この本は,陸上競技400m障害で世界選手権において2度銅メダルを獲得された為末大選手が自ら行っている様々なドリル等も紹介しつつ,速く走るノウハウ等について書かれた本です.本人がモデルでの写真も豊富に使用されているので視覚的にも非常にわかりやすいです.実際に「足が速くなりたい」という人でなくても,速く走るとはどういうことなのかを知りたい人は一度手に取ってみるときっと面白いと思います.
    (2012ラーニング・アドバイザー/図情NAGAMI)

    ▼筑波大学附属図書館の所蔵情報はこちら
    http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1307406&lang=ja&charset=utf8

  • 効率的な走り方について、細かく記載されている技術本である。
    また、幼いときから足が速かった為末選手の選手時代、そして銅メダルをとるまでの軌跡が描かれている。

  • 何故走るのか?
    の問いに対し
    「生まれてきたから、走る」
    としか答えようのない境地にまで至った為末の深遠且つ濃密な 「走り」 のフィロソフィー。
    生き方としての 「走り」 を選択した競技者は数多くいたであろうが、そのミッションの意味を自分の頭で考え、語ったのはおそらく彼が最初であろう。

  • 陸上を通していろんな経験をしてきたんだなと感じた。リベンジして欲しいですね。

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著者プロフィール

1978年広島県生まれ。スプリント種目の世界大会で日本人として初のメダル獲得者。男子400メートルハードルの日本記録保持者(2021年12月現在)。現在は執筆活動、会社経営を行なう。Deportare Partners代表。新豊洲Brilliaランニングスタジアム館長。YouTube為末大学(Tamesue Academy)を運営。国連ユニタール親善大使。主な著作に『Winning Alone』(プレジデント社)、『走る哲学』(扶桑社新書)、『諦める力』(プレジデント社、小学館文庫プレジデントセレクト)など。

「2022年 『Unlearn(アンラーン) 人生100年時代の新しい「学び」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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