アドバンスト・マラソントレーニング

  • ベースボール・マガジン社
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784583102801

感想・レビュー・書評

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  • サブスリーランナーの多くが、名著とあがめる本らしい。トレーニング内容は極めてハード。

  • 上級者向け。一番軽いメニューが週88km。重いのは137km/週。1ヶ月に2回マラソンに出場する場合のメニューも有り。そんなことできる人何人くらいいるのだろうか?
    42.195kmを速く走るためのトレーニング/回復方法。加えてストレッチ、クロストレーニング、ウェイト。
    メモ:
    テーパリング(スペル不明)はレースの3週前から強度ではなく距離を減らす。
    乳酸性作業閾値(LT、血中の乳酸濃度が高くなってしまいエネルギー生産性が落ちる閾値)は通常15km-ハーフマラソンのレースペース。LT走はLTペースで20分以上。前後はゆっくり。
    VO2max(最大酸素摂取量、高ければ多量の酸素を筋肉に送り込める)。VO2max90-95%は3-5kmのレースペース。VO2maxインターバル走は、1km+1-3分ジョグ
    ロング走。26km以上。最初の1/4はゆっくり、残りはレースペース。40kmを超えるロング走は、疲労/故障リスクが高くしない。目標タイムと同じ時間走るのは可。

  • 軽く北海道で走り始めて、東京で趣味としてきちんと走り始めてみたが、人さまざまで、どれが正しいとか言えないし、走りというものがどういうものかわからないで適当な人についていくのも気がひけたし、(これが部活動だったら別だけど)ものすごく偏見と誤解の眼でみられているような、被害妄想かもしれないけどそんな気がしたし、かといってランニングチームに入るほどの余裕はないし、サークルで毎度飲むお金はないし、感情論にもまれるのはイヤだし、きちんと理論立てて説明できる人ってレベルが違いすぎるし、習うのにウン十万もかける必要はないし、ということで、適度にサークルに調子よく入り、話をきいてまとめて無我夢中で、昨年の冬、一度フルマラソンを走った。

    そして2回目。何がいい走りなのか、どういう練習をしたらよいのか。人に迷惑かけずに自分の形を作ってみたいなあと思い、なんかよさそうなトレーニング本がないかなあ、と思ったら新聞にこの本が紹介されていた。この本を手元においておけば、転勤でどこに急に行くことになっても心残りなく安心して走ることができる!

    1回目。ざっと見、プロの練習内容ではあるが、程度を落とせば私でも十分できる内容。2回目、栄養、身体の使い方、などメモしながら熟読。3回目。熟読をもう一度。

    あとは自分のレベルに従って、ほぼメニュー通りにこなした。VO2 maxトレーニングなど、わからないところはイメージして決行。

    2回目のフルマラソンに臨んだ。
    タイムは大したことないが、疲労具合、気持ちの面でだいぶ安定し、満足のいく走りができた。もともと転勤で翻弄されているので走りだけは頑固にいってみたかったんだ。それは仕事するよりも難しいのではと思う昨今。

    そして9月をもってメニュー終了。

    フルマラソンをきちんとこなすのって大変だなあ。

    でもこれを読んだおかげで、これから練習内容で困ることってもうない気がする。困ったときはこの本と自分に聞けばいい。

    なお、この翻訳者が篠原美穂さんで、彼女の卒業論文がアランシリトーと知った。これによって「長距離走者の孤独」を読むことにした。

  • 猫ひろしのバイブルと聞き、早速読んでみました。

    んー。かなり上級者向け?

    今まで読んだマラソントレーニングでは、まず追い込み練習はなかったけど、
    この本では、かなり追い込んだ練習をすることを勧めているように思えた。

    まだまだ、体のできていない自分には、この練習は少しハードで
    ケガをするような気がした。

    今後の練習メニュー組み立てには参考にさせてもらおうと思う。
    内容は、以下を参照してください。

    http://chi-san.at.webry.info/201109/article_1.html

  • 自己流で1年ぐらいランニングしてて、1,2回フルマラソンに出た事がある人が、今までを振り返り、今後のレベルアップを考えるなら最適な本だと思います。

  • マラソンを志す人の中上級者向けの1冊。
    トレーニングの計画からテーパリング,食事まで幅広くカバーされている。
    一週間の走行距離ごとの具体的なトレーニングメニューが用意されている点もひじょぅに参考になる。

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著者プロフィール

【ピート・フィッツィンジャー(Pete Pfitzinger)/著】1984年ロサンゼルス、1988年ソウルのオリンピック米国マラソン代表。両大会では米国トップの成績を収める。自己ベストは2時間11分43秒。サンフランシスコマラソンでは1983年、1986年と2回優勝。1987年ニューヨークシティマラソン3位。1984年には、『Track & Field News』誌において米国マラソンランナーランキングのトップとなり、Road Runners Club of Americaの殿堂入りも果たしている。これまで30年以上にわたり、マラソンランナーを指導し、目標達成のサポートをしてきた。近著に『Faster Road Racing』(Philip Latterとの共著)などがあ

「2021年 『アドバンスト・マラソントレーニング第3版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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