国境から読む世界紛争史 (ベスト新書 37)

  • ベストセラーズ
2.50
  • (0)
  • (0)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 14
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584120378

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 図書館で手に取る。本書には2002年当時の世界中の国境問題が一覧されており、中越、中ソ、南沙諸島、印パバングラなどの身近な部分だけを拾い読みした。
    スプラトリー諸島については、大戦中日本が領有していたが、サンフランシスコ講和条約でこれを放棄したのが、そもそもの問題のはじまりであるということを知らず驚いた。中国側はその時の岡崎外相が、南シナ海一帯を中国領としたある出版社の地図に署名をしてることなどを、自らの主張の正当性を補強する材料として持ち出していて、日本が問題をややこしくしてしまっている。
    そして諸島最大の南沙島と太平島は現在台湾が占拠しているという何とも複雑に絡まった様子。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

1983年に設立された、書籍の企画制作集団。幅広い情報網と縦横無尽の機動性を活かし、数々の話題作を生み出してきた。なかでも、旅行やビジネス、海外情報、博学知識などの分野を得意とする。

「2018年 『九州の城下町を古地図で歩く本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ロム・インターナショナルの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×