どうしても「許せない」人 (ベスト新書)

著者 :
  • ベストセラーズ
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レビュー : 28
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584121719

感想・レビュー・書評

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  • 現代社会におけるストレスの原因の多くが人間関係である。人に対する嫌悪、不信感を抱くことは社会生活を営む上で、一定程度やむをえないものの、そこから生じる悲鳴を聞く機会が多くなったので、本書を手にした。対人精神ストレスをいかに気持ちの持ちようによって解消するべきか、について助言がちりばめられている。序盤は「弱い人」がいかに「ずるい人」から身を守るかという点を強調しており、やや私自身の基本的な考え方(「世の中には絶対的な悪人はいない」)と異なる論調であり、やや共感を得にくい部分が多かった。一方、後半は「自分の考え方次第」といったトーンになり、共感できるフレーズも多かった。とにかく人を憎む前に自分の考えを正せということだと理解した。

  •  神経症的な人は読んでおくと自己理解が深まり、また無駄なことに時間と労力を費やさずに自分本位の人生を生きるヒントになるでしょう。

  • 印象に残ったところ

    ◆「悪いのは自分」と思ってしまうのは、小さい頃の経験から
    ◆劣等感の強い人は、相手を過剰に認めてしまう
    ◆自分の感情を否定すると、人とのつきあい方を間違える
    ◆恥知らずの人を見て、周囲の「優しい人」に感謝する
    ◆「あいつのようには生きるまい」と決心する
    ◆「生きている」そのことが一番大事
    ◆憎しみに打ち勝つために、まず「行う」こと
    ⇒健康に気をつける、睡眠をとる、食事を疎かにしない、運動を心がけるなど、基本的なことを大事にする。
    憎しみの対象を忘れるためには活動するしかない。
    生産的な活動を続ければ、いつか憎しみは消えていく。

  • 「耐えること、忘れないこと、闘うこと、信じること」、それで対処できない困難などない。
    やはり、許せない気持ちを自分で認めたうえで、逆に良い方向に利用するのが良いのだなと。人は変えられない、変えられるのは自分だけを改めて認識した。
    しかし、自分がずるい人になってはないだろうか?と心配になる、、

  • よくわかった。
    できるはずだ。

  • 現実社会には狡い人、非情な人、嘘つきなどどうしても許せない人がいる。学校にも会社にもいる。そんな人の標的になり不幸になった人は、あの人はどうしても「許せない」と思うだろう。しかし、憎しみの感情にとらわれば不幸になる。悪い人、ずるい人を「許す」必要はないが、とらわれてはいけない。「憎しみを乗り越える」という気持ちを心の中で断ち切ることで人生は開ける。まさに、何事にもとらわれてはいけないという仏教の真理と同じ考えだ。

  • 内容が「だから私は嫌われる」と重なるところがありました。
    無意識の中に溜まる「自信のなさ」「悔しさ」「憎しみ」が自分を縛るというところです。

    人は理屈で説得できない。自分に対する不平等を許すことができる人だけが、人の心を動かす言葉を言えるのかもしれません。

  • 相談された時の切り返し用には購入。
    個人的には裏切られたり、騙されたりしたらこちらが被害者ヅラして好感度を下げずにフェードアウトできるからラッキーだと思っている。
    復讐とかしなくても相手は勝手に猜疑心に駆られて勝手に自分で自分の首を絞めていくのだから、こちらはそんな事を忘れてさっさっと幸せになればいいのだ。

  • 2014年2月28日読了。

  • コンビニで見かけ、気になったので序章と目次を立ち読み。後日、面白そうだったので書店で買いました。上司、同僚、伴侶、肉親、隣人、自分、社会、政治、世界……自分の「許せない」対象はなにか。それを見極めることが全ての始まりといえるかと。復讐に対する考え方も書いてあり、読んだあと活力が出ました。 帯の言葉【無理な要求をするトラブルメーカー、平気で人を騙す人…周りの「ひどい人」で消耗しないために!】【まじめな人が、「ずるい人に利用されない」ための方法】 これらに何か引っかかるものを感じたら、読んで損はしないと思います。

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著者プロフィール

1938年東京生まれ。東京大学教養学部教養学科卒業、同大学大学院社会学研究科修士課程修了。現在、早稲田大学名誉教授、ハーバード大学ライシャワー研究所客員研究員、日本精神衛生学会顧問(元理事)。ニッポン放送系ラジオ番組「テレフォン人生相談」のレギュラーパーソナリティを約半世紀つとめている。

「2018年 『怒ることで優位に立ちたがる人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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