テレビが言えない地デジの正体 (ベスト新書 244)

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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584122440

感想・レビュー・書評

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  • どうもわかりにくいと思っていたら、今のテレビって、こんなことになっていたんだ・・・

    「日本の良心」鐸木能光氏による現代テレビのガイドブック。

    鐸木氏の文章力をもってしても、とても難解な現在のテレビ事情。

    貴重な人生の時間なので、もうテレビはなくてもいいと思う。

  • 地デジ化の問題点やデジタルテレビの仕組み等について広く浅く横断的に書かれた内容。
    『電波利権』等の他の著作物も読んでいるためあまり目新しいことはなかったがあとがきの最後の手段は「テレビ」を捨てること
    という話がある意味現実になってきているような気もする。
    実際昨今我が家のTV視聴は極端に減っており、ニュースもネットで充分なため見なくなり、テレビは一部の興味のあるスポーツ中継かBSでやっているBBCのドキュメンタリを録画してみているくらい。
    50インチ越えのプラズマや40インチ越えの液晶TVがほとんど据え置きゲーム機のモニタ状態。
    地デジ化により収益構造の悪化した放送局がまともなコンテンツを提供できなくなったのが大きな原因ですが地デジ化のごり押しは結局テレビの凋落を招いただけのような…。

  • 地上デジタル放送(地デジ)に早々と切り替えました。
    テレビがちょうど壊れたためです。
    最初は、枠付の映像が多かったです。
    最近は、ほとんどハイビジョン放送です。

    それでも、親や親せきには地デジは進めていません。
    普及率が50%を超えないと、移行するのは不可能だと思うからです。
    予想では、1年は延期すると思いますが、いかがでしょうか。

  • 地デジ化には反対なのだろうかと思う勢いだが。
    配線からコピーガードまで、あらためて知ることで、すっきりしました。
    それにしても大河ドラマの画質には4種類もあったとは。

  • 難しい地デジや大手のメディアと政治の絡みが書いてあった。
    が具体的アンケートなどを取った形跡はなくて、いまいち細かい所までは触れられていなかったのが残念だった。

  • 複雑な地デジの仕組みや大手メディアと政治の絡みに触れられているが、丹念なリサーチやインタビューをしたようには見受けられない。かゆいところに手が届いてない。

  • 印象論が多い。具体的な数字はほとんどなし。著者は自分の感覚が普遍的だと考えているようだ。
    ただ、ハイビジョンテレビの選定についての情報は有益。

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著者プロフィール

本名:鐸木能光 作曲家、小説家、狛犬研究家(狛犬ネット主宰)、『マリアの父親』で第四回小説すばる新人賞を受賞。『黒い林檎』『鬼族』(河出書房新社)、『3.11後を生きるきみたちへ 福島からのメッセージ』(岩波ジュニア新書、2012)『裸のフクシマ 原発30km圏内で暮らす』(講談社、2011)『日本のルールは間違いだらけ』(講談社現代新書、2009)他、著作多数。自主レーベル「タヌパック」より音楽CDも8曲発表。20代半ばで狛犬に興味を持ち、以降、四半世紀以上、全国の狛犬を渉猟し続けている。

「2013年 『狛犬かがみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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