30歳からの「東大脳」のつくり方 (ベスト新書 255)

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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584122556

感想・レビュー・書評

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  •  「東大生の特長とは、求められているゴールにいち早く到達するにはどうしたらいいか、段取りを汲んで最短距離を導き出す能力が群を抜いている。」

     なるほど、私のようにゴールも定めず、同じところをグルグル回っているような状態では、ゴールに到達できるはずもないわけである。みなさん、最短距離を導き出すように心がけましょうね^^;

     「脳を使えば使うほど、消費するエネルギー量は増える。脳は常に新鮮な酸素を大量に取り込み、それをエネルギーに変えて、フル稼働している。ふだんから運動している人だと、一般の成人の約1.4倍の摂取量になる。エグゼクティブが積極的にスポーツに励む理由も、美容だけではなく頭の回転を維持するためなのだ。」

     なるほど、ふだんから有酸素運動をしていると、酸素の摂取量が増え、脳に新鮮な酸素を大量に送り込むことができ、脳の力をより引き出せるってことなんですね。

  • 実際の東大教授が書いた本。
    「東大脳」というのは釣りだけど、そういう習慣性を持った脳を作ることの大切さが綴られてる。

    例によって言うは易し、行うは難しの世界。

  • 東大生に共通する脳の使いかがある。 2ページ目に書いてありました。
    それは「思考は効率的、作業には無駄がない」ということだそうです。
    そんなに簡単にできれば苦労はしないのですが・・・。

    読んでいくうちに今からでも遅くはない、やれば記憶力も運動することも脳と密接な関係があり、病気の予防にもなるとのこと。
    脳のいろいろな可能性があることを知ることができました。

    あきらめず、いろいろなことに挑戦していこうと思わせてくれる1冊でした。

  • 1.情報を的確に収集する。
    2.正確に記憶する。
    3.本を読む習慣がある。読書は脳の言語野をまず刺激し、それに付随して脳の数か所を一度に刺激する効果がある。
    4.専門性を磨く。
    5.自ら意欲を高められる積極性がある。
    6.生活が規則正しい。
    7.きちんと食事をとる。
    8.運動をする。

    生まれつきもっている性格でも環境や経験によって変わることがいくらでも可能。
    モチベーションを持つ。
    身体を動かすことが脳にもいい影響を与える。

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著者プロフィール

石浦 章一(いしうら・しょういち):1950年石川県生まれ。東京大学教養学部基礎科学科卒業、東京大学理学系大学院修了。理学博士。国立精神・神経センター神経研究所、東京大学分子細胞生物学研究所助教授、東京大学大学院総合文化研究科教授を経て、東京大学名誉教授。新潟医療福祉大学特任教授、京都先端科学大学特任教授、同志社大学客員教授。専門は分子認知科学、分子生物学、生化学。難病の解明をライフワークに、遺伝性神経疾患の分子細胞生物学研究をおこなっている。著書に『理数探究の考え方』(ちくま新書)、『小説みたいに楽しく読める生命科学講義』『遺伝子が明かす脳と心のからくり―東京大学超人気講義録』(羊土社)、『運動・からだ図解 脳・神経のしくみ』(マイナビ出版)、『タンパク質はすごい! ―心と体の健康をつくるタンパク質の秘密』(技術評論社)、『王家の遺伝子―DNAが解き明かした世界史の謎』(講談社ブルーバックス)ほか、多数。

「2024年 『70歳までに脳とからだを健康にする科学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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