- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784584122655
感想・レビュー・書評
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世の中に対する怒りや不満を解決するためにどうにかしようとするのが企画、とのこと。これはくらたまなぶさんもおんなじこと言ってたなー。
新しい気づきは、いいコンテンツとは誰かに「おれもそう思ってた」と思ってもらえるくらいのレベルと言うこと。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あのテレビ史上最高のコント番組「笑う犬」をプロデュースされた著者がアイディアの生み出し方、企画の立て方、通し方を話してくれる本です。名著です。大変よみやすいです。
企画はアイディアが大事、で、アイディアには感覚・イマジネーションが大事というメッセージを拝受しました。企画はやりたいことなわけですから、そのやりたいことの軸が大事だ、と理解しました。「企画を貫く希望、筋、軸のようなもの」(p.67)であり、コンセプトが大事と受け取りました。
コンセプトの大事さに関して、大変共感申し上げたのは著者ご自身も語っておられる「笑う犬」に関するエピソードです。ご自身の失敗談として語られておられます。後期の「笑う犬」がコンセプトがぶれてダメになった、ということを書かれておられます。そうですよね。当時、「笑う犬」を愛していたファンとしては、この部分はよくわかります。当時5~6歳だった私の愚息もゲームはキライでコントが好きでした。コントが少なくなると悲しんでいました。
読者私はサラリーマンですので企画的な仕事をすることもあります。早速役に立ちそうな気がしてきました。特に下記の3箇所が役に立ちそうです。
・立てた企画のまとめ方の秘訣を説明されているくだり(p.78)
・立てた企画のプレゼンでの秘訣を説明されているくだり(p.77)
・立てた企画を検証する方法を因数分解を用いて説明されているくだり
(p.67)
著者に感謝申し上げます。
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企画の方法だけではなく、働き方についても学びがある。
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吉田先生の本
とりあえずまた読もう -
企画は三行で伝わる。 p75
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印象に残っていない。
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タイトルにひかれて手に取ると、著者は「トリビアの泉」や「爆笑レッドカーペット」のプロデューサーの方でした。私の大好きな番組ばかりじゃないですか~。中身は「怒る」要素はそんなになくて、まして企画のテクニックでもなく、ごくまっとうな仕事の進め方だな、と思った・・・けど、そういうまっとうなことができなくなってる、ということなのかも知れないなあ。マニュアル世代だったり、人との濃密な関わりを避ける傾向だったり、に対する苛立ちのようなものを感じました。テクニックをもとめてこの本を読んだ人は、精神論のような感じがするかも。私は好きですけど。コンテンツはメッセージがすべて、魂とかハートとか、根本の部分が間違っていると大間違い、というのはとても共感できるなあ。重要なのはメディアではなくコンテンツというのも、私の仕事にも援用できる視点でした。
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先日放送業界とは全く関係ない方と飲んでいた時に、今の若い人たちはもっとチャレンジして失敗して考えて成長して欲しいって話しになった。さらにダメ出ししてきた後輩に、じゃお前のアイデア出してみろって言ったら、「すみません。出来ません」だて後日言ってきたって。
これぞまさしく著者の考え、体験と一緒!
若者に限らず、仕事を進めていう上で、情熱というか気力というか精魂傾けて取り組めっていう事なんだけど、うーん。
12/04/28-52 -
ab×(x+y+z)のコンセプトは参考になったけど、あんまり怒ってないじゃん、みたいな。
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「爆笑レッドカーペット」、「笑う犬の生活」のプロデューサーの書いた本。
仕事に対する姿勢は、業界を超えて共通する部分が結構あるなと思います。上司の頭の中を知りたい若者にはぜひ一読をお勧めします。