アドラー心理学 シンプルな幸福論 (ベスト新書)

著者 :
  • ベストセラーズ
3.59
  • (9)
  • (20)
  • (15)
  • (6)
  • (1)
本棚登録 : 191
レビュー : 20
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584122754

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • ・ベースは同じだが、「嫌われる勇気」の方が体系的に書かれている。
    ・哲学的な考えが色濃く反映されている。
    ・人と関わらないでおこうと決心した人は、自分のことを好きにならないで置こうと決心し、自分の短所ばかりを見ようとする。
    ・自分を好きになるためには、ライフスタイルは自分で選んだということを知る必要がある。そして、今までとは違うライフスタイルがあるということを知る必要がある。漠然としたものではなく、明確なライフスタイルを選べば幸福になれると確信できるものを知る必要がある。
    ・他人の評価を気にかけるということは、人が自分に持つイメージに合わせるということ。他人の期待に合わせて生きている人。しかも複数の人の期待を満たすために生きようとすれば無理が生じるのは当たり前。しかもいくら努力しても他人の評価は他人にしか決められないので満足することは出来ず、常に不安になってしまう。一方でそのような生き方の方が楽だともいえる。
    ・他人に従わず、自由に生きようとすれば、他人から嫌われたり、大なり小なり摩擦が生じる。嫌われることは自由に生きるために支払わなければならない代償。誰かが自分を嫌っているとすれば、自分が自由に生きていることの証。
    ・自分が誰かの役に立っていると思える時に、自分を好きになれる。自分が他の人に役立っていると思えることを探してみる。他者に貢献することで所属感を持ち、ここにいてもいいと感じることができる。
    ・他者貢献は自己犠牲とは異なる。賞罰教育によって承認欲求が強いと、自己犠牲と考えてしまう。行為そのものに価値や意味を見出し、自己完結することが他者貢献。
    ・著者は小学生の時は中学生になった時のことを、中学生の時は高校生になった時のことばかりを考えていて、その時々を楽しめずにいた。進学するためには試験を受ける必要があるが、その時々の人生はそれに続く準備期間ではない。

  • 何のためこんな仕事しているのかとブルーな今の自分にセレンディピティ。幸せとは、すべて対人関係にある。結果自分完結する価値観。

  • 4章以下は、アドラー心理学というよりは、著者の意見。もちろん、アドラー心理学がベースにあるのだろうけど。

    単純にアドラー心理学の入門書としては、同著者のアドラー心理学入門の方がよい。
    また、単なる読み物としては、同著者共著の嫌われる勇気の方がよい。 

  • 読みやすかったです。

  • 人の評価に依存しない!というところは参考になったのだが、決してシンプルではなかった。

    いくつか考え方で参考にできるとこはあった。

  • アドラー心理学については『アドラー心理学入門』を読んだ方が良いと思う。特に後半は著者の考えなのか、アドラー心理学の考え方なのか、あいまいでわからなかった。また、ところどころ「私」が「読者」のことであったり、「著者」のことであったりするので混乱する。「シンプルな幸福論」という副題の割にはいろいろと混みいった感じがした。参考文献の一覧が充実しているのがうれしい。そちらにもあたってみたい。

  • 優しい語り口でアドラー心理学への入り口へと案内してくれる。
    さらにアドラーの世界に入ってみたくなった。

著者プロフィール

1956年、京都府生まれ。哲学者。日本アドラー心理学会認定カウンセラー。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学(西洋哲学史専攻)。専門はギリシア哲学、アドラー心理学。主な著書に『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』(以上、古賀史健氏と共著、ダイヤモンド社)、『老いる勇気』(PHP研究所)、『プラトン ソクラテスの弁明』(KADOKAWA)、『幸福の哲学』(講談社)、『よく生きるために働くということ』(KKベストセラーズ)など多数。

「2019年 『「今、ここ」にある幸福』 で使われていた紹介文から引用しています。」

岸見一郎の作品

ツイートする