北海道 地名の謎と歴史を訪ねて (ベスト新書 296)

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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584122969

感想・レビュー・書評

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  • 北海道には、芦別とか士別とか、「別」のつく地名が多かったりします。また、幌内とか、歌志内とか「内」のつく地名も多いです。それもこれも、なんだか地形からくる名前のようなんですよね。川だとか沢だとか、そういうところのアイヌの言葉から取っているみたい。驚いたのは、北海道の地名も、アイヌの言葉由来のようだということです。「北海道」の「かい」の部分がそれにあたるようですね。

    ただちょっと残念だったのは、札幌の人口を北海道の人口と間違っていたり(それもちょっと誇張されている数字でした)、わが町の項では、温泉が無いのに温泉にちなんだ地名だと書かれているのですが、温泉は20年くらい前に発見されて今でも何度かの閉鎖を経て、経営されていることですね。

  • 地名の謎よりも、歴史で知らないことが多く参考になった

  • こういう系統でもっと面白い本が読みたいな!探し中!

  • 【目次】(「BOOK」データベースより)
    第1章 「ナイ」と「ベツ」をめぐる旅/第2章 アイヌ語を和名に意訳した地名をたどる/第3章 あの町の地名の由来/第4章 「北海道」のいわれをさかのぼる/第5章 石狩川の恵みを受けて/第6章 岬と離島を訪ねゆく/第7章 和地名が語るあの時代のものがたり/第8章 義経の足跡を追う/第9章 珍名、奇名、難名めぐり/第10章 文学ゆかりの地を歩く

  • 20130926

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著者プロフィール

一九三四年(昭和九年)、北海道空知郡上砂川町生まれ。北海道新聞社に入社し、事件を担当。在職中からノンフィクション作品を発表。退職後は札幌大学講師など。主な作品は『日本史の現場検証』(扶桑社)、『松浦武四郎 北の大地に立つ』(北海道出版企画センター)、『北の墓 歴史と人物を訪ねて』(柏艪舎)、『生還』(柏艪舎)など。1994年より道新文化センターでノンフィクション作家の養成塾、一道塾を主宰。札幌市在住。

「2022年 『小説を旅する 北海道』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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