比べない生き方 (ベスト新書 325)

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  • ベストセラーズ
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584123256

感想・レビュー・書評

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  • 小倉さんの本は、あまり内容を確認せずに
    本を買ってしまう著者の一人です。

    この本は、「目標を目指して頑張る必要性」と
    「その中で生じる悪の心(自己中心的な考え・
    他人を疎かにする行為)」の間で生じる矛盾を
    どう解消していくかをわかりやすく解消してくれる本。

    簡単に言うと本書では、目標に向って頑張る必要性は認めながら、
    その結果にはこだわらず、失敗を繰り返しても
    諦めないでチャレンジすることを勧めています。

    当たり前と言えば当たり前の結論なのですが、
    上記の矛盾をコンパクトにまとめてくれているのが
    とても読みやすく参考になりました。
    一時期、カツマー(勝間和代を目指す人)v.s.アンチカツマー間で
    論争が起こりましたが、結局二つの相反する意見を統合した
    著者の意見が個人的にはしっくりくると思いました。

    一読の価値アリの一冊です。

  • 「苦しんでもいい、求めてもいい、あきらめてもいい。」

    友達に「自分に自信がない」といつも言ってる人がいるので、かしてあげたいぐらい。

  • 電子書籍で読んだが、紙の本を買いたくなった。

    お気に入りのページに付箋をつけて読み返したい。

  • 「会社で苦しみをなくすシンプル思考」が琴線に触れたので他の著者の本にも手を取りました。重複するとこも多かったですが、禅の思想や、孔子老子の考え方の違いなどなるほどと思う点も多く、か弱い自身の軸をつくる1つの土になってくれた本だと思います。

  • 諸法実相はなんとか意識出来そう、~なる時は~なるが良し、と思うだけと言えばだけなので。
    利己を利他のための行動に変えたり、自分だけが変わろうとしていく意識は保つのが大変そう。
    比べないというよりも、他人を変えようとしないための考え方が大きかった。
    すぐ実践出来るかどうかはさておき、読んでいて「そうだな、変わりたい」と思わせてくれるので再読したい一冊だった。

  • 「諦める」(ギブアップする)のではなく「明らめる」。


    物事の本質を明らかにする。世の中の原理・法則の通りに合わせて行く。逆らわないこと。病気になったらそれが自然の摂理。無理して騒がず、苦しまない。それが本当のあきらめる。無為自然。ムリせずありのまま生きる。上善如水。いまのままでいい。ダメな自分を見せる。欲を出さない。比べない。老荘思想。

  • O森さんのレビュー。猪突猛進に仕事に突き進む中で、最近苦しいと感じていたことが、本書を読んで楽に
    なりました。働く心の持ち方、人生の心の持ち方が本当に参考になります。OHDだから推薦しているわけでなく、本当にオススメの1冊です。

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著者プロフィール

小倉広事務所代表取締役 心理カウンセラー、エグゼクティブ・コーチ、組織人事コンサルタント。
大学卒業後、株式会社リクルート入社。組織人事コンサルティング室課長など企画畑を中心に11年半勤務。ソースネクスト株式会社(現東証一部上場)常務取締役、コンサルティング会社代表取締役を経て現職。 リクルート社在職中の昇進うつを機に心理学と心理療法を学び始める。日本アドラー心理学会正会員、日本ゲシュタルト療法学会会員。現在、研修講師として年間300回登壇し、一年先まで予約が取れないほどの人気を博している。 著書に、『任せるリーダーが実践している 1on1の技術』『任せる技術』(日本経済新聞出版)『アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』(ダイヤモンド社)『もしアドラーが上司だったら』(プレジデント社)など多数。著書発行部数累計は100万部超。

「2021年 『コーチングよりも大切な カウンセリングの技術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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