損得でくらべる宗教入門 (ベスト新書 348)

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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584123485

感想・レビュー・書評

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  • 宗教によって何が得られるか、というよりも、既存の宗教をわかりやすく解説した一冊。
    あくまでキリスト教、仏教などの伝統的な宗教を述べたもので、最近のカルト宗教などについてはほとんど出てこない。

    著者の平易な文体によって、小難しい宗教談義もわかりやすく感じる。
    最後におまけ程度に損得勘定みたいなものも出てくるけど、「宗教とは、『習慣』である」、とにかくこの一言に尽きるのではないか。

  • 宗教についてなんてなーんにも考えたことないよーって人にもお勧めできる、宗教入門書。
    世界の主要宗教の教義や儀式について大雑把ながら分かりやすくまとめられている。著者の軽妙な語り口調が理解を助ける潤滑油となっていて、飽きが来ない。

    合理的思考の人が教養として宗教を知ろうと思ったら、まずはこの本で大まかな概要と宗教についての意識・姿勢を知ることができるだろう。

  • 宗教というものをどう自分に役立てるか?が書いてあった珍しい本だった。

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著者プロフィール

1958年生まれ。北海道大学工学部建築工学科卒業、東京大学大学院人文科学研究科修了(宗教学専攻)。
著書に『信じない人のための〈宗教〉講義』(みすず書房)『信じない人のための〈法華経〉講座』(文藝春秋)『人はなぜ「神」を拝むのか?』(角川書店)『初めて学ぶ宗教――自分で考えたい人のために』(共著、有斐閣)『超訳 法華経』(中央公論新社)『宗教のレトリック』(トランスビュー)ほか。
訳書に『宗教の系譜――キリスト教とイスラムにおける権力の根拠と訓練』(T・アサド、岩波書店)『世俗の形成』(T・アサド、みすず書房)『心の習慣――アメリカ個人主義のゆくえ』(R・N・ベラー他、共訳、みすず書房)『ファンダメンタリズム』(M・リズン、岩波書店)
『科学と宗教』(T・ディクソン、丸善出版)ほか。

「2014年 『宗教で読み解く ファンタジーの秘密 Ⅱ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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