- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784584124338
作品紹介・あらすじ
小学校、中学校、高校、大学…、あらゆるカテゴリーで、公立か私立かという問題は大きな選択である。それぞれの学校選択が後の人生にどのような影響を与えるのか。ベストセラー『格差社会』の著者、経済学者橘木俊詔が、この教育格差の大問題について、「学力」、「お金」、「人間関係」の観点から、数値をひもとき、歴史をたどりながら、縦横無尽に論じる。
感想・レビュー・書評
-
公立、私立の良い点、良くない点を学力、コスト、人間関係の視点からまとめた本。
それぞれ予想通りという感じ。
私立の方が、いじめは少ないが、深刻化しやすいというのは驚いた。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
データに基づいた、様々な観点での公立と私立の比較がされています。
筆者の所感による意見もありますが、ほとんどがデータに基づいているので説得力があります。
小学校から大学まで幅広い考察がされているため、子育て中の方には大いに参考になると思います。 -
公立私立、それぞれの良い点・悪い点はほぼ思っていた通り。でも、イジメの対応は私学より公立の方が積極的というのが意外だった。小学校から公立の私は私学に憧れちゃうな。
-
公立と私立はどちらがいいのか?
さまざまなデータから見ているのが、おもしろかった。
けれども、だいたい知っている(わかっている)ような内容だった。 -
著者は慶応が大好き。全般的に私学が過大評価されている感じがする。読むのに時間はかからない(読みやすい)。中立を心がけてはいるようだが全体的に旧い価値観が浸透している。今後の社会や学校に対する見通しが含まれていたらもっとワクワクして読めたかもしれない。
-
私立と公立の比較を、データで分かりやすく説明されていた。データ結果は予想どおりで、驚きは全くなかった。
-
そのタイトルの通り、公立と私立を比べて、論じている本。
私自身過去におおたとしまささんの
〜という選択
シリーズを全て読んだのだが、それを簡単にしたような感じの本。
だが、こちらの本は、データとしては学費とか、入試結果とか、さらには公立と私立出身学生の異性との交際人数まで、様々なデータはあるが、実際に取材などをしてはいない。
たしか僕の記憶では、おおたとしまささんの本では、データあり取材あり
だったような気がする。
ま、この本は薄く読みやすいので、この本を読んでからおおたとしまささんの
〜という選択シリーズ
を読むのがいいかなぁと思った。