仏教の冷たさキリスト教の危うさ (ベスト新書)

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  • ベストセラーズ
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584125090

作品紹介・あらすじ

ドイツ人禅僧が教える-日本人のための宗教原論。一神教はなぜ争うのか?「悟り」「執着」とは何か?

感想・レビュー・書評

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  • キリスト教文化で育って仏教を実践するドイツ人僧侶による比較宗教論。
    一番面白いのは後半での、ユダヤ教のYHWH(神)は多神教の中のユダヤ民族の氏神としての一神崇拝であったのが、イエスの出現により、一神教=どの民族も受け入れるが、入信しないと迫害される になったという下り。そしてそれに対する排他性の矛盾。
    クリスチャンの友人のオススメで読んでみた。新しい視点で面白く最後まで読める。

  • 期待以上に面白く読めました。
    ドイツ出身の曹洞宗の僧侶である著者が
    そのバックボーンの観点から、キリスト教を含む
    一神教と仏教の違いを述べているのと、最後には
    日本人の宗教に対する感覚とその感覚と向かい方
    が世界に発信・輸出できるものであるという論が
    書かれてあります。
    一神教であるキリスト教のこわさ、危うさ。と、
    基本的には、一人称(私が修行して悟りを開いて
    仏陀になることを目指すという)的な仏教の
    他者に対する冷たさ。
    それらのネガティブ要素を日本人は、灰汁を抜くという
    習慣・技術をもって、宗教臭さを除去して社会・生活に
    普通に宗教色を残さずに取り入れる。という感覚。
    これは、日本人が宗教に関して語る、語られる際の感覚
    の本質のような気がします。
    最後の日本人・日本が世界の宗教の課題を解消できるのだ
    的な大言壮語にはすこし”本当か??”と、”そこまでは!?”
    というところはありますが。。

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