アドラーに学ぶ よく生きるために働くということ (ベスト新書)
- ベストセラーズ (2016年7月9日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784584125205
感想・レビュー・書評
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前半は色々と気づきがありましたが、後半は著者の体験談も多く、少しダラダラと感じました。また、章によって想定読者が異なるように思いました。
「部下を自分の支配下に置こうとする…その行動/育成が、指示待ちの部下を生む」というあたりは注意しようと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」の解説本ともいえるが、岸見氏の既刊本とかぶる内容も多い。アドラー心理学はわかったつもりでも実は本質はわかっていない、と再認識させられた。
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今の仕事で貢献感を得らているかどうか?
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自身にとって〝働く〟とは?
アドラー心理学における第一人者が、現代人の働く意義について考察した新書です。
アドラーをはじめとする心理学者や哲学者の教え、そして著者の実体験を織り交ぜながら書かれています。
仕事中心の生活に疲れてきたなぁ、、と生きづらさを感じた時、アドラーの定義は勇気へ繋がる力をくれます。
他者の存在を認め、自分の価値を認める。
難しいことですが、対人関係を築く上では何より大切なことかもしれません。 -
『嫌われる勇気』でベストセラーになった岸見一郎の自伝的な内容。
彼に興味がある人なら、彼のアドラー心理学とのかかわりを含めて楽しめるかと。 -
タイトルのとおり。「よく生きるために」働くのである。
プライベートの語源は自分で奪い取るもの、というのは印象に残った。
仕事というのはよく生きるために行われるものであり、ではよく生きるとはなにか、というと、全体の幸福に貢献すること、である。わかりやすく言えば、人類の歴史に何かを残すこと。それはスケールの大きいものもあれば、そうでないものもあるが、その大小に優劣はない。
存在するだけでも、だれかがいる、ということになり、だれかのためになる。仕事によってそれを消してはいけない。仕事というのは最もよく生きる証に最たる手段なだけである。 -
Febeで聴いた。
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岸見先生の人生とギリシア哲学とアドラー
心理学による働き方に向き合うための本。
改めて承認欲求と貢献感に
ついて考えることができました。 -
何のために働くのかあらためて考えるのに良い本です
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働くということをアドラーの視点から見る。
幸せに働くにはどうしたら良いか。
部下に対してどう、接したら良いか。
決して怒らない。誉めない。感謝の気持ちとヨコの関係になる。
共同体への貢献を感じた時だけ、ひとはその仕事に遣り甲斐を感じる。遣らされたり不本意なままやる仕事には決して幸せは見出だせない。
至って、シンプルな考え方。何かを変えるのは最後は決断力と勇気なのかもしれない。