ブロックチェーン入門 (ベスト新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584125557

感想・レビュー・書評

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  • ブロックチェーン技術を活用したシステムがもっと一般的に普及すれば、消費者にとってコスト削減となって良い。しかし、なかなか普及しない背景にはやはりまだ正しい知識が普及していない現状がある。暗号通貨の投資ばかりが先行しているイメージがある。システムとしものすごく面白いと思うから早く普及してほしい。

  • 仮想通貨に関するはじめの1冊として最適な本であると断言したい。
    他の本と何が異なるのか?3つ特徴を挙げてみる。

    ①新書なので薄く、サクッと読める。
    ②通貨の歴史を説明した上で仮想通貨の革命点を説明している。
    ③ブロックチェーンを用いたサービス事例を多数紹介している。

    ①の理由は「え!?それ重要?」と思う方もいるかもしれない。
     しかし、ある分野に対して、全く知識がない場合、本を読み進めることも困難なのです。途中で文字を読んでいるのか、眠気と戦っているのかわからなくなります。そして大体負けます。グッバイ読書。
     そんな自体を避けるために、初めての分野では薄さも大事と考えて嬉しい特徴として挙げております。

     ②について、仮想通貨の特徴として「管理者不在」であることは他の本でも説明があります。ただ、この説明だけだと「管理者不在」で運用できることの何が革命なのか分かりませんでした。
     しかし、この本は「通貨の歴史(貝殻の交換から始まり、金本位制度、兌換紙幣を経て現在の管理通貨制度へ移行していったこと)」に関する記述があります。その歴史背景が「管理者不在で運用が可能」であることの革命性を理解する助けとなったのです。
     私の認識ですが「仮想通貨」の革命点は“「発行主体」が存在しなくても「発行量」と「価値」が自動で調整されること”であるです。
     何が革命点か、1.政府がやっていた部分が全て自動化。2.法定通貨は政府の一存で供給量を決めていたけど仮想通貨はマーケットが判断するので透明度が高い、納得感があるという2点かなと考えてます。

     これを理解できた時、「アハ体験」ってこのことかな?って思いました。理解させてくれたこの本すごい。いや、ホントありがとう森川さん。

     ③に関しては、第5章で「国際送金」「著作権」「生産工程」などなど各分野でどのようにブロックチェーンを活用しているかサービス名と共に紹介されています。
     個人的に「ブラッド・ダイヤモンド」の解決が激アツでしたね。技術で社会問題に打ち勝つ!!みたいな展開が好きなので。

    私に激烈な感動をくれたこの本ですが、読了後さらに衝撃的なことが発覚しました。それは、、、

    著者の森川さん、私同じ年なんですよ。


    「革命」を理解した時よりもこっちの方が驚きましたからね。
    今月この事実を超える衝撃は無いでしょう。93年生まれの星です。他の本も読みます。



    「ブロックチェーン入門」 作者:森川夢佑斗

    難易度 :★☆☆☆☆
    対象読者:仮想通貨について初めて学ぶ人
         ブロックチェーンの通貨以外の活用方法を知りたい人
    ページ数: 215P(新書)

  • 技術的なところは知ることはできないけど、ブッロクチェーンとはどういうものなのかざっくり学べる。

  • 概説本。
    後半は、希望・思いが強い内容。
    技術的な入門書ではない。

  • ブロックチェーンという技術の概要と実社会への応用についての入門書。ブロックチェーンって何?という状態から雰囲気をつかむには良い内容だった。後半の誤字脱字の多さには閉口だけれど。

  • ブロックチェーン入門 (ベスト新書)
     『金融サービスが一気に変わる!最先端のインターネット・テクノロジーが巻き起こす第4次産業革命。 』
    『ブロックチェーンの本質は、中央管理者のいないこと、
    つまり分散化です。
    分散化という威力が、あらゆる産業にイノベーションを
    もたらす可能性があるのです。
    もちろん、すぐにすべてが変わるというわけでは
    ありませんが、着実にブロックチェーンの波は多くの産業を
    包み込んでいくでしょう。』 
    ビットコインなどについて、知っておきたい。
    「ブロックチェーン」という言葉にも なじみがない。
    本書を読んでも わかったような納得いかないような・・・。
    何度も聞くうちになじんでくるだろう。

    新しい通貨や金融サービスは、たぶん数年後ぐらいには 実用化されて 
    普通の人は、知らずに使うことになるのでは。
    ただし、「ブロックチェーン」の本領である中央管理のないシステムではなく、
    どこかに管理されたサービスを使うのではなかろうか?

    「ブロックチェーン」の理想的な仕組みが安全にかつ簡単に誰でも使えるようになるといいですね。

    本書の後半は、貨幣ではないサービスについて書かれていて、
    とにかくたくさんのサービスが試験的に始められているということに 驚きました。

    一応読み終えましたが、またわからないことがあったら 読もうと思います。

    2017/06/17  予約 8/18 借りる。 8/21 読み始める。9/2 読み終わる。

    ブロックチェーン入門 (ベスト新書)

    内容と目次・著者は

    内容 :
    金融サービスが一気に変わる! ブロックチェーンとその背景にあるコンセプトや仕組み、ビットコインなどの実用性について、「分散化」をキーワードとして解説する。

    目次 :
    序章 一躍注目されはじめたブロックチェーン
    第1章 「信用」とは何か?
    第2章 中央管理型から分散型へ
    第3章 発行主体のいない暗号通貨「ビットコイン」
    第4章 スマートコントラクトで人の仕事はなくなる?
    第5章 ブロックチェーンが巻き起こす産業改革
    第6章 ブロックチェーンがつくる新たな経済圏とは?

    著者 : 森川 夢佑斗
    1993年生まれ。大阪府出身。京都大学法学部在学中に、URLはこちら http://altaapps.jp/ 『アルタアップス株式会社 』 : を創業、同社代表取締役CEO。
    著書に「一冊でまるわかり暗号通貨」など。
     

  • もともとブロックチェーンに対する知識はある程度有していたが、ブロックチェーンによってどの産業がどう変わりうるのかが具体的に説明されていたり、他の暗号通貨についても説明されていたりして、おもしろい本だと思った。

  • 図書館で借りた。すごい時代になりつつある

  • 入門書としては良いのでは。
    とりあえず、次に何を知りたいか、わかるようになった。
    具体的なサービス名もいろいろ挙げられていて、実際のイメージがつきやすかった。

  • コインチェックの問題が出る前、まだそれほど「ブロックチェーン」をメインに説明した本が出版されていなかったので恐らく頼りにされた本。

    題名のとおり、「ブロックチェーン」について一通り説明してあるので、ビットコインとブロックチェーンがどういう関係なのかを理解する程度にちょうどよいでしょう。
    ただ、2018年現在では、もっとほかにいい本があるようにも感じます。入門だから当然ですが、この本だけでは、理解は話のネタ程度。わかったような気持ちにならないように注意が必要かと思います。

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