論語の教え 孔子のことば・セレクト119

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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584133309

作品紹介・あらすじ

悲観、混迷の日本人におくる孔子、白熱のメッセージ!初の五十音順と現代語訳で覚えやすくスッキリわかる「論語」名言集の決定版。

感想・レビュー・書評

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  • 孔子の論語について 論語の中でも一番好きな論語は、「己を知るなきを患(うれ)えず、知らるべきをなすを求めよ。」・・・世間が自分を認めてくれないことを愚痴ったり、悔やんだりせず。 世間がいやでも認める偉業をなすことである。 二番目は、「下学(かがく)して上達す。」・・・身近なことからこつこつと行い、その積み重ねで上達する。 次に、「寛なれば、すなわち衆を得。」・・・寛容であれば人望を得られる。 最後に、「君子に九思(きゅうし)あり。」・・・九思とは、①的確に見る。 ②誤りなく聞く。 ③表情を穏やかに保つ。 ④立ち振る舞いに品を保つ。 ⑤言葉をたがえない。 ⑥仕事に敬意を払う。 ⑦疑問があればきちんと聞く。 ⑧見境なく怒らない。 ⑨社会道義に反した利益は追わない。 もうひとつ、「君子に三畏(さんい)あり。」・・・①天(天を恐れる。) ②大人(先輩・人格者)を恐れる。 ③聖人(聖人が残した言葉を恐れる。) 以上

  • 論語510篇の中から著者が取り上げた119編が著者の見解と共に理解することが出来る。

    論語は解釈する時代や人によって色々な解釈をされてきたが、こちらの著者の見解と共に謙虚な気持ちになり自分自身に当てはめて読むとまた新たな気持ちにさせてくれる素晴らしい書物だと再確認。

    全てを一気に読む必要も無く、読みたい時に読んで十分なので、当分の間ちょっとづつ読む続けます。

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著者プロフィール

1944 年、東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒業後、同大学院で中国文学・国文科を専攻。大学院修了後、慶應義塾高校で教職に就き、国語・漢文・中国語などを教える。在職中は生徒の人気ナンバーワン教師にも選ばれた。退職後、『高校生が感動した「論語」』(祥伝社)がベストセラーとなる。またNHK でも『論語』の講座を担当。他に『ビジネスマンが泣いた「唐詩」』、『「孟子」は人を強くする』、『文系も知って得する理系の法則』(共に祥伝社)、『世界一やさしい「論語」の授業』、『論語の教え』(共にKK ベストセラーズ)、『21世紀の論語』(晶文社)、『あなたの悩みを晴らす論語』(池田書店)など著書は多数。現在、米国・シアトル在住。
担当者 志村

「2018年 『看護師のための論語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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