できる人は満員電車に乗らない

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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584134139

作品紹介・あらすじ

そうか、だから努力が報われなかったんで!最小の労力で最大の成果を出す方法。

感想・レビュー・書評

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  •  通勤する人にとって満員電車ほど嫌なものはない。朝から満員電車に揺られて会社に着く頃にはぐったりしている。そういう人は多いと思う。その満員電車で通勤という当たり前のことを、タイトルで否定される。できる人は満員電車に乗らないらしい。そのタイトルで、この本に惹かれた。

     著者は『はじめに』の部分で、無駄な努力をしている人が多いと主張する。その一例が通勤で満員電車に乗ることである。他には、難解資格を持っているのに仕事で使わない、ビジネス書をたくさん読むのにアウトプットを行わない、ノートをきれいに取ることに一生懸命になる、闇雲に飛び込み訪問に精を出すという事例が挙げられている。この中のどれにも該当しない人はほとんどいないのではないかなと思う。私も実際にビジネス書を読む機会は多いが、アウトプットがなかなかできていないと思っている。

     著者は、『結果=選択×集中×時間』であると述べている。その選択を間違えれば、いくら集中して時間をかけても無駄な努力であるというわけだ。確かに0にいくら数字を掛けても0以外の答えにはならない。そう考えると道理なのかもしれない。

     まずは、何を頑張るか、その選択を考えてみようと思った。そして、それについて頑張ってみようと思う。そうしなければ、結局は無駄な努力だ。ビジネス書を最初から最後まで読んだのにアウトプットをしていないということなのだから。

  • 本書は「ビジネスの赤本」というコンセプトのもと最小の労力で最大の成果を出す方法について、さまざまな例ややり方が具体的に書かれてあり、実践的かつ手軽で、通勤電車の中などで気軽に読めると思います。

    本書は献本御礼。

    「ビジネスの赤本」というコンセプトで書かれた本書は
    「ビジネス書は読んだことを実行に移さなければ意味がない」
    という著者の主張のもと、ひたすら実践的な内容に終始した「ハウツー本」というべきなのか。そういう本だと読んだあとにそう思いました。

    僕も筆者同様、社会人になってから最初に入った会社では本当にダメ社員だったことを読みながらそう思いました。しかし、筆者が自分で蓄積したノウハウをこうしてまとめてくれるのは本当にありがたい限りで、ビジネス上において結果を出したい、という人に、いかに最小の努力で最大の成果を出すにはどうしたらいいのかが記されていて、先日読んでいた勝間和代女史の「ズルい仕事術」を同系統でそれをさらにわかりやすく、かつ読みやすくしたのが本書であると思います。

    自分が参考になったのは時間を管理する術や、身だしなみやファッションも含めて自分に投資すること。これは仕事だけではなく、恋愛などにも共通するんだな、と同時期に読んでいた本からも考えることができました。読める人はタイトルどおり朝、出勤前などに電車の中でもおそらくは通読、ないし自分に必要な部分を拾い読みする。などの利用法もできるかと思われます。

  • 結果=選択×集中×時間
     正しく選択をする
     それだけに集中する
     時間をかける

    あなたの評価は あなたがするのではなく
     自分以外の人達が評価するのです

    評価されてこそ 一人前
     悪評でもないよりは ましなのです

    贔屓する されるのは 人として当たり前のことです
     贔屓されるためには どうしたらよいか を考えましょう

    どうせやるなら すぐやる姿勢を見せることで
     ぽさ を演出する

    手元にあるお金というのは 人の財布から移動してきたものです
     他の誰かから 譲り受けたもの なのです

     そういったつもりで大切にしましょう

    そして
     お金は 使えばまた 入ってきます

    主語を I から You にかえ
     相手のメリットとなることを考えて行動してみませんか
     それが 成功への近道です

    何かを始めるよりも大切なのは
     何かをやめること です

  • □情報をアウトプットすると仕事に役立つ
    □今いるお客様を大切に
    □今すぐとりかかり、納期より早く提出する人
    □相手を喜ばす事が先決だ

  • チェック項目7箇所。少し視点をずらし努力のベクトルを変えれば、誰でも、今からでも「幸せなできる人」の仲間入りができます、その方法を知りたい方はぜひ、本書を最後までお読みください。この本では、選択を間違えている人、ムダで残念な努力を続けている人に、私が先人からまナビ実践してきた「その他大勢」から抜け出す成功法則を出し惜しみせず書いていきます、楽しみながら読みすすめてください! パソコンが得意だからといってインターネット企業に就職するのも危険です、そこにはさらに上のレベルのライバルがいて、あなたは目立たない存在に埋もれてしまうかもしれません、「自分の価値を上げるためには、高い所で闘わず、低い所で一位になりなさい」ということです。学生時代、先生から贔屓された生徒にも必ず理由があったはずです、例えば、成績がずば抜けてよくてクラスの平均点を引き上げてくれる子だったり、学級委員長を務めてみんなをまとめる生徒だったり、いずれにせよ、先生にとってメリットのある役に立つ子どもだったはずです、まずは、「贔屓は当たり前のこと」と認識してください、そして「自分はどうしたら他人から贔屓されるか?」について考えてみることです。自分という人間や自分の考えを好きになってくれる人が全体の3割もいれば、すごいことです、極端な話ですが、日本の総人口1億2000万人からすれば、3割3600万人です、そう考えたら、なんだか元気が出ませんか?朝早く起きてガラガラの電車にゆうゆうと乗ることは、自分のためだけでなく、「私がその満員電車に乗らなければ一人分のスペースが空き、ほんの少しだけれども他人が助かるかもしれない」という考えの表れなのです、みんなが譲り合い、満員電車の時間帯を避けて通勤すれば、そもそも、そのような状態にはならない。この本があなたにとって人生のビジネスの「CHANGE」のきっかけとなることを祈りつつ筆をおかせていただきます。

  • こういうタイトルの類の本は良くあるが、この部分に書かれているのはほんの数ページ。ただ目に留まりやすいのでつい読みたくなってしまう。
    満員電車に乗ると、会社に着くころには疲れてしまうよりは、近くに住んだり、電車に早く乗るなど時間の使い方を有効に効果的にということ。
    また、一人分のスペースができることで相手に譲るという相手の気持ちになること。

    勇気をもって人違うことをする。相手の気持ちになって。成長する。
    ・立派な人ほど腰が低い
    ・自ら少人数派にはいる。みんながやらないことをする
    ・勝てる場所に身をおく
    ・仕事で使わない勉強は現実逃避
    ・平均点はいらない。得意分野を磨く
    ・仕入れた情報はすぐ使う
    ・外見が大切。高くても良いものを
    ・頼まれたことにプラスαを。
    ・すぐやる
    ・GIVE&GIVE。相手を喜ばす
    ・環境を変えて強くなる
    ・できる人は威張らない。
    ・全員に受け入れられる必要はない
    ・節約しすぎない。効果がある方を選ぶ
    ・グリーン車にのって降りてすぐ最高のパフォーマンスを
    ・台風の日こそ10分まえ到着。大多数とは違う行動を
    ・主語をIからYOUへ。相手の利益を優先
    ・悪口をいうひとに近づかない
    ・今あるものにフォーカスを。ないもの以外はすべてある

  • 人と違ったことをする、人を主語に物事考える、それが自分のため。

  • p6
    もう新しい資格試験なんかにチャレンジしないで、いっそ「話し方教室」や「心理学」を学んだほうが数倍、費用対効果が高いのでは

    p7
    ポイントを絞り、集中して読み込み、学んだことをすぐに自分で実践していくことが重要なのです。

    p8
    少し視点をずらし努力のベクトルを変えれば、誰でも、今からでも「幸せなできる人」の仲間入りができます。



    p30
    自信を持つことはとても大事ですが、自信過剰で天狗になり、相手を見下すような態度や振る舞いをすることは、自分にも相手にもなんのメリットも生みません。

    p33
    相手が求めていることを察して先に行動することが大事なのです。

    p39
    「自ら少数派にエントリーする」

    p40
    パソコンが得意だからといってインターネット企業に就職するのも危険です。そこにはさらに上のライバルがいて、あなたは目立たない存在に埋もれてしまうかもしれません。
    それよりも、地方の小売企業などに就職すえrば、将来IT事業部著になれる可能性があるのです。
    「つまり、自分の価値を上げるためには、高い所で闘わず、低い所で一位になりなさい」ということです。

    p42
    自分を俯瞰して客観的に眺め、評価されそうな少数派の場所に身を置く

    「自分を変えたい、少しでも成長したい、成功したい」というのなら、皆と反対方向を向く勇気を持ってください。

    p53
    「最小の努力で最大の結果を出す」というのは、「フォーカスする力があるかどうか」です。
    選択をしたら、あとは脇目も振らずに努力あるのみ。


    p62
    水を惜しげなく周囲と分かち合おうとする人には、なくなった分、また新しい水が、どこからか入ってくるものなのです。

    p88
    三方一両損

    p122
    華僑の人たちは毎回違うタクシー乗務員にはチップを払わないけど、いつも同じ人が来てくれるハイヤーの運転手さんには、自分の安全を託しているのでチップをはずむというのです
    また、自分に関わる人に奢り気前よく振る舞うけれど、よくわからない慈善団体などには決して寄付はしないともありました。

    p140
    「FTTP」(複合的に・徹底的に・パクル)
    異業種から知恵や型(神髄)をマネて複合させれば、「自分のオリジナル(風)」が完成するというわけです。
    ここで肝心なのは、同業者ではなく「異業種からいただく」ことと、「パターンよりも型(神髄)をマネる」ことです。

  • give & gIve 実るほど頭  外見は高く  平等じゃない 納期より早く 人事   抱え込まず人に教える  環境を変える勇気  強がらない  節約の罠  お金を使え  人に任せて自分のキャパを超えろ  大多数とは違う行動を   長時間労働=悪  相手の利益を考える  ない物以外は全てある  強い者でも賢い者でもなく変化できる者(ダーウィン)   no pain no gain  引っ越しができない人は成功しない   


    内容はだいたいまあおさらい。ほぼ、わかっているし、内容はあまり濃くないが共感はできた。

  • どうしたら贔屓されるのかを考える

    自分のメリットよりも、相手のメリットを考えて行動せよ。

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著者プロフィール

松尾 昭仁(まつお あきひと)ビジネス作家 出版プロデューサービジネス書・実用書著者養成講座(商業出版塾)主宰ネクストサービス株式会社 代表取締役士業や各種コンサルタント、起業家を商業出版などで支援する戦略プロデューサー兼コンサルタント。大学卒業後、業界大手の総合人材サービス企業を経てコンサルタントとして独立。自身が企画し講師を務めるビジネスセミナーの参加者は延べ1万2000人超え。著作は27冊。出版プロデュース実績は300冊越え。クライアントは医師、弁護士、税理士、政治家、会社経営者、自営業者、公務員、会社員、主婦、フリーターなど幅広い。京都女子大学などの高等教育機関、東京商工会議所をはじめとする各種団体、リクルート社、明治安田生命、SMBCコンサルティングなどの民間企業より、講演、セミナー、研修依頼を受ける講師であり、メディアからの取材も多い起業家。『1万人を見てわかった 起業して食える人・食えない人』(日本実業出版社)、『通す力』『ビジネス書の著者になっていきなり年収を3倍にする方法』(共に自由国民社)など。

「2022年 『ひとり社長になっていきなり年収を650万円にする方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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