- Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
- / ISBN・EAN: 9784584134238
感想・レビュー・書評
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生き方を自分で選ぶ時代には必ずその種の寂しさが露わになる。その寂しさは自由の代償でもあるのだが、それに向かい合うのは、簡単ではない。
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914.6
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村上龍の本は読んでいて考えさせられるなあ。
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「好きという感情には、程度の差はあるが偏愛が含まれる。本当に好きなものに対しては、どういう理由で好きなのか説明できない。理由を説明できるのは単なる好みで必ず趣味的。」「不安はネガティブでいやな感情であるが、危機に対処するためには必要なものだ」18のエッセイ。いずれにも思わずドキリとするセンテンスがある。復唱し意味を掘り下げ考える。この程度の受け止めしかできないが、それでも引きずりこまれた。
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・・・つまりは、なんだっけ?
カンブリア宮殿を観ろってことかな。 -
2012.8.12読了。
誤解されやすい人なんだろうな、「私は決して○○と嘆いている訳ではない」等々の言い回しが非常に多い。連載ならまだしも、続けて読むと気になる。 -
還暦を迎えた著者。やや歯切れの悪さが目立つというか、エッジが効いていないというか、これが加齢というものかと思わせる1冊だった。
ただバルセロナのメッシのプレーから、希望を見出す文章は非常に良かった。自分と全く関係ない分野で輝く人物から、何を学び、どう生かしてポジティブに歩き続けるか、そんな哲学に触れることができた。 -
村上龍さんのエッセイ?集です。
いろんな話がちりばめられていたので、言いたいことがはっきり伝わってくるような本ではないと思いました。
でも、その分、村上さんのスタンスというか、冷静でしたたかな部分が見えたような気がします。