- Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
- / ISBN・EAN: 9784584134566
作品紹介・あらすじ
大ヒット作『のぼうの城』必読の創作秘話から、あの人気戦国武将の抱腹絶倒のこぼれ話まで。
感想・レビュー・書評
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祝・本屋大賞受賞!
「村上海賊の娘」はこないだ読み終えたので、和田氏初のエッセイを読みました。
「のぼうの城」をはじめとする今までの作品の取材裏話と、戦国武将のエピソードを綴る章の二部構成になっています。
まぁ、エッセイとしてはさほどおもしろくもなく普通なんですけど、和田作品は全部読んでいるのでそれなりに楽しめました。
キンコン西野の挿絵がとてもいい味を出しています。
どっちかっていうと前半の取材話より、後半の戦国武将の話のほうが面白かった。
あんまり戦国武将のこと知らないのでイメージ通りの人と、へぇ~って感じの人がいました。
「村上海賊」連載中だったからか、毛利家の武将や今年の大河の黒田官兵衛(如水)もあったしね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とても面白いエッセイ。
ご本人によって、ここまでたっぷり語られる創作秘話は、珍しい。
取材過程のこぼれ話も、楽しい。
歴史上何をなしたかより、人としての魅力を突き詰めるからこそ、登場人物が活き活きと魅力的な作品になるのだ、と感じた。
キングコング西野亮廣氏のイラストも味があり、作品の魅力を増していた。 -
前半の和田さんご自身のエピソードよか後半の有名武将の余談のが面白かった。
が!
そしてキンコン西野さんのイラスト、笑いよか余程秀逸。
もぉ芸人さんやめて絵だけでがんばればいいのに。 -
余談ではあるが。司馬遼太郎の小説でお馴染みの言葉。歴史の授業で言うならば、先生の脇道にそれる豆知識話タイム。
戦国時代好きな人には楽しい。越後の人間なので、謙信公が出てくると嬉しい。 -
和田竜さんの作品は大好きなのでのぼうの城の取材エピソードやそれぞれの武将エピソードなど楽しく読むことができた。
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この人エッセイ下手な。
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まあまあ。
期待値が高かったので、ガッカリ側に傾いてしまった。
前半が取材時のエピソード。後半は文献収集時に面白いと思った有名武将のエピソードの紹介。
あまり記憶に残らない内容だったなあ。
キンコン西野の挿絵は、クスッと笑えて、こんな感じの人だったのかもって思える味のある絵でよかった。 -
余談でしたな。
小説はおもしろいのにね(笑) -
購入して読み。
和田竜初のエッセイだそうで。
「のぼうの城」や「忍びの城」の取材話と、戦国武将のいろんなエピソードの二本立て。
冗長で退屈な気がしないでもなかった。後半の戦国武将の話の方が好み。「信長の野望」をプレイしたくなった。
・小早川隆景の自分への評価「如水が思慮せずして即時に決断することに、わしは返す返す思案してようやくおよぶ」。しかし、これが隆景の強さであり、自らの劣弱を正面から見据えて努力する人が、驚くべき強靭さを発揮することがあるというはなし
・大谷吉継と石田三成の茶席の話は司馬遼太郎の創作ではないか、という話
が心に残った。
あとこの本を読んでいると、母が「その似顔絵そっくりねえ、和田竜さんでしょ?」と聞いてきた。そうか、こんな顔をした人なのか。
「村上海軍の娘」、早く文庫にならないかなー。