- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784584135266
作品紹介・あらすじ
普通に結婚するつもりがいつのまにか30代。今すぐ婚活する気はないけれど、一生独身でもいたくない-そんな「なんとなく独身」の現状と本音を綴るエッセイ。マイナビニュースの人気web連載を書籍化。1章分書き下ろし。『女子をこじらせて』で鮮烈デビューした雨宮まみが、今まであまり触れられてこなかった独身女性の心の機微を丁寧に語る。
感想・レビュー・書評
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「女子をこじらせて」くらい重くてどすっとしたのをまた書いたのか?だったら読まねば…と開いたら今回は意外とさくっと軽く読めるテイストだった。
最近のフェミ界はこういう面白い人がたくさんいて安泰だなー。瀧波ユカリもよいし。なんかこう…田嶋陽子みたいな「男どもが!ふん!」みたいな感じだと共感しづらいしね。2013年らしいフェミってものがあるなあと。
ただ、今回のは「独身女子あるある」としては楽しい本だろうけど、私が感じた答えは「いい歳して独身なことをあれこれ気に病んだり辛いと思ったりする人は、どうせ結婚してもおんなじ論調であれこれ悩んだり苦しんだりするから一緒だよ。だからどっちでも変わんないから大丈夫」というものでした。ね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
田中みなみ主演の映画を観てから、こちらの原作を読みました。
読んでいくうちに「結婚って何だろう...」と考えさせられました。 -
2022/05/17
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引用
・選ばれない女から選ばれる女になるために不可欠なのは自信。そうわかっていても選ばれる前にその自信を1人でどうやって生み出していけばいいのか……。そのためには選ばれなかった女と言う概念をまず心の中から消し去ることが大事なのではないでしょうか。愛があったと確かに思える関係であっても成就しないことだってあります。他人から見たら選ばれなかった女に見えるかもしれないけれど、そんな大事なことを当事者である自分自身が選ばれなかっただけの事と雑に切り捨ててしまって良いものでしょうか。過去に自分に対して真剣に向き合ってくれた人に対して、また現在自分に対して真剣に心配し励ましてくれる友人や家族に対して、それはあまりにも失礼な行為ではないでしょうか。選ばれなかった女だなんて、そんなこと言って様になるには80歳位を過ぎないと話になりません。それまでは、いろいろあったけど、なかなかご縁がなくて、とわけありげな顔をして、あなたの相手と真剣に向き合おうと悪戦苦闘していくのが自信を持つための近道なのかもしれません。
・モテるためにそうしようが、自分の好きなものを選ぼうが、こういう服を着たらデートで喜んでもらえるかも、やっぱり私こういう服が好き、と自分自身が盛り上がって楽しめれば、どちらでも良いのではないかと思うのです。偽装であろうと本音であろうと、その行為を楽しんでいることこそ、自分らしさだと思っても良いのではないでしょうか。 -
すごく考えすぎな方だなぁと思った。頭の良さも感じた。私は女子と人間関係を作れないので、この本のテーマである「結婚」を友達がなぜ作れないのか、と読み替えていた。気になるテーマだったし、読みやすかったので一気読みできた本。
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著者の「結婚はしたい、けど…」「結婚したいかが分からなくなる」「子供が欲しいと一度も思ったことがない」など、価値観が自分と同じで、やはりこういうことを考えているのは自分だけではないんだなぁと思い、同じ価値観で話ができる友ができたような感覚で、読むことが出来ました。
幸せの形、結婚の形なんて人それぞれだし、結局は自分の好きなこと、自分らしく生きることが大切なんだと実感した一冊です。
星4つとしたのは、著者の葛藤が本全体に書かれている感じなので、ちょっと自分も混乱してきてしまいます。手元において、何度か読み返したいです。 -
2016.5.16読了
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男はこう、女はこう!といったような決めつけなく、丁寧に独身であることを考察していてとても好感が持てた、共感できた本。結婚したいようなしたくないような狭間を揺れ動きはするけれど、どちらが正解とかいうことはないのだから、今は無理せず生きていこうと思える一冊。
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あるあるネタだった。。。
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本当、そう。って、思うことばかり。何?独身女性の考えてることってみんな同じなの?こわいよ。今ってモラトリアムの期間なんだなーって思ってたら同じこと書いてあってびっくり。
こんなふうに生きているだけで人生の意味まで考えてしまうのは既婚者でも同じなのかな。
一つ深く納得できたことは自分は恋愛相手を探しているから条件だけで男性を選ぶことができないってこと、
そっか、私は恋愛したいんだね。
天から降ってくるチャンスが皆さんに訪れますように。