- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784584135877
作品紹介・あらすじ
世界最強の帝国陸海軍が負けるはずがなかった!真珠湾より先に攻める場所があった!!対英関係がわからなければ、戦前の日本は理解できない!!「強い」アメリカに「弱い」日本が挑んだという歴史観は的外れ!日本はソ連と中国、そしてイギリスの片手間にアメリカと戦い始めた!英霊たちを死に追いやった、真の敵を弾劾する!!"太平洋戦争への道"史観を全否定!!
感想・レビュー・書評
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歴史観が歪めれている屈辱。
第一次大戦後のヴェルサイユ宮殿での
パリ講和会議において・・・もう既に、
第二次世界大戦の要因があったのでは?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
歴史漫談家倉山満の持論さく裂
倉山史観は世間常識ではないので、やたらと結論が飛び交うのですが、もう少し丁寧に説明してほしいです -
なぜ日本はアメリカと戦争をしたのか?
なぜ日本はその戦争で負けてしまったのか?
それを考えるヒントがありました。 -
日英両国の利害は一致することの方が多かったのに…。なんであの戦争をしてしまったか?知りたい人は答えに出会えるかも。
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なぜそんなに強かったのだろうか、帝国軍は。
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大東亜戦争はよく軍部と暴走で始まったと言われるが、その軍部である海軍や陸軍で予算の取り合いをやっていて、陸軍部内でも皇道派と統制派の派閥争いでまとまっておらず、政府も政府で民政党と政友会での政局争い、内閣が変わるごとに外交方針がコロコロと変わる等々と当時の政治状況自体がまったくまとまってなかった。その戦前の政局の状況を詳細にまとめてある。
自己犠牲と言う最高の美徳を発揮した特攻隊員には未来永劫称賛すべきだが、そんな国家存亡の危機的状況にまで追い込み、政局争いや予算の取り合いに明け暮れた政治家や軍の司令部たちの責任は必ず断罪されなければならない。
本書の特徴は日英関係をメインにイギリス側から見た視点で話が進められている。
そして大東亜戦争は日英両国の外交上の失敗の積み重ねで両国共に敗北したと結論付けている。 -
イギリスとの関係が最も大事だった。
やるとしてもオランダまで。
アメリカを本気にさせるようなバカな真似を誰がやったのか。はぁ~
偉い人には分からんのです by石井の菊ちゃん -
KM2f
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大間違い、というより、目線を変えてアメリカだけでなく、イギリス、オランダ、中国、ドイツも含めて対立関係を考察するというもの。当時の日本の政治家の失敗、間違った考えを指摘。
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小川栄太郎氏の著作に並んで史実を正しく理解するためには必読と思います。今までの学校教科書がどれだけいい加減か・・・よくわかります。