ありのままでもいい、ありのままでなくてもいい

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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584136317

作品紹介・あらすじ

日本人の美徳は「自分らしさ」より、「共感できる力」!「私」とは何か?「仕事」とは何か?そして、「生きる」とは何か…?日本仏教に魅せられたドイツ人禅僧が語る、実践に役立つ「禅」の教え。

感想・レビュー・書評

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  • この著者(ネルケ無方さん)はテレビで見たことがあるんで、手に取ってみました。

    Let it go は「何もしないで、それ以上追求しないで。かまわないで」
    「自分が思う自分」という枠を外し、一人よがりでない「ありのまま」を見極めること。

    生きることは苦しい
    執着があるから

    春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて 涼しかりけり 道元禅師

    前向きでも後ろ向きでも仕事はできる。とにかく、その時の「やるべきこと」をきちんとやること。
    後ろを向くことで、見える景色もある、

    「見返りが欲しい」という思いを手放す。そして、「人のために何ができるか」を考える。

    朝晩5〜10分、何も考えない時間を持つこと。★★★

    仕事をさせて頂いているという感謝の気持ちがあれば、モチベーションは自然に湧いてくる。

    自分に合う仕事を探すのではなく、自分を仕事に合わせる。

    子供は「育てる」のではなく、「育ってもらう」

    寝ながら坐禅 ★★★
    背中から布団の中に息を吐き出して、また布団から吸うイメージ。自分が地球とつながっているという感覚を味わいながら。
    気づいたら寝ていたといてもいい。

    決して当たり前ではない、いまに満足する。
    それが幸せにつながる。★★★

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著者プロフィール

1968年、旧西ドイツ・ベルリン生まれ。7歳で母と死別し、人生に悩む。16歳で坐禅と出合い、禅僧になる夢を抱く。1990年、京都大学の留学生として来日。その秋から初めて曹洞宗・安泰寺に上山し、半年間の禅修行に参加する。1993年に安泰寺で出家得度。8年間の雲水生活を経て嗣法。2001年から大阪城公園で「ホームレス雲水」として毎朝の坐禅会を開く。2002年に師匠の訃報に接し、安泰寺第9世の堂頭(住職)となる。国内外からの参禅者・雲水の指導にあたって坐禅三昧の生活を送っている。著書に『迷える者の禅修行――ドイツ人住職が見た日本仏教(新潮新書)、『裸の坊様』(サンガ新書)、『禅が教える「大人」になるための8つの修行』(祥伝社新書)、『ドイツ人住職が伝える 禅の教え 生きるヒント33』(朝日新書)、『迷いながら生きる』(大和書房)、『日本人に「宗教」は要らない』(ベスト新書)、『読むだけ禅修行』(朝日新聞出版)、『迷いは悟りの第一歩』(新潮新書)、『ありのままでいい、ありのままでなくてもいい』(KKベストセラーズ)、『ドイツ人禅僧の心に響く仏教の金言100』(宝島社)がある。

「2015年 『安泰寺禅僧対談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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