2日目のプティ・デジュネ

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  • Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584159682

感想・レビュー・書評

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  • やっぱり夫婦で出かける予定のないパリが世界で一番いい。

  • 旅先では2日目のプティ・デジュネ(朝食)を庭に面したテラスで食べるのが楽しみとのことですが、朝食のパンや風景でホテルを選ぶなんて何か憧れてしまいます。ニースのマルシェ(市場)、エニシダの咲き誇るマノスクの街、そして旅先で食べた美味しい料理などが活き活きとした描写で語られています。自分の見たいもの、好きなものを知っているからこそ素敵な旅が出来るんでしょう。

  • いつか読もうと思っていて、2009年9月、やっと読んだ本。
    2003年の発刊から6年、ちょっと古めかしく感じるのは
    私が堀井さん最近の本をずいぶんと読んだからなのか、それとも
    発売当時からそんな雰囲気だったのか。
    欧米で暮らしたことのある人は、海外旅行でも車で移動するんだなー、と
    以前の職場の人たちを思い浮かべながら読む。あれっ、ちょっとヒクツ?

    学生の頃から行く先々でメモやスケッチをしたり、手に入れた
    ちょっとしたものを大切に保管する堀井さんだからこそ書ける、
    長年にわたる旅の(朝食の)記録。
    そのとき咄嗟に感じたことも、時が経てば忘れてしまうから、
    私も記録に残していきたいと思う。のに、なかなか難しいんだな、これが。
    堀井さんの本を読むたびに、もっとちゃんとしよう、と思う。


  • 欧州に憧れを持っている人、必見です。

    随所に写真やイラストがふんだんに組み込まれていて、文章のみならず、目でも楽しめます。

  • 堀井和子さん本では一番好きな装丁で、旅先のホテルでの朝食の描写が理知的で面白いです。

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著者プロフィール

ほりいかずこ●1954年、東京生まれ。上智大学フランス語学科卒業。中学生の頃からの料理好きが高じて、料理スタイリストになる。1984年から3年間、夫の仕事でニューヨーク郊外で暮らす。帰国後、シンプルで洒落た食情報や料理を紹介。おいしいと思ったもの、素敵だと感じた生活空間を、写真、文、イラストを自らも手がけて伝える単行本が人気。その徹底した美意識と、文章の行間がかもし出す自由な雰囲気に惹かれ、熱烈なファンが多い。 2011年には「一丁目ほりい事務所」を設立。若手作家とコラボレーションをして、オリジナルのテーブルウエアなどを製作している。

「2014年 『北東北のシンプルをあつめにいく』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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