- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784584183458
作品紹介・あらすじ
本書は、実母を処刑した白雪姫、魔法の力を借りなかったシンデレラ、2つの禁断の鍵を開けてしまった青髭の妃など、偽りのおとぎ話の原型を解き明かす。
感想・レビュー・書評
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グリム童話の初版が気になる
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そういえば、桐生さんの作品のファンになったのは、この本がきっかけだったな~。
この本のタイトルに惹かれて買って読んで、そのときの強烈な印象は今でも覚えてる。
巷で言い伝えられてるグリム童話は、何回も何回も修正されて出版されてるんだけど、実は本当の最初のグリム童話はとっても残酷でえげつないものなのです。
これを初めて読んだときは、マジびっくり。
え?あの白雪姫が?うそ!あのオーロラが?
みたいな感じ。
久しぶりに読んで何箇所か忘れてるところもあって、昔ほど強烈な印象は受けなかったけど、読んでてやっぱり面白かった。
『白雪姫』『シンデレラ』『カエルの王子様』『青髭』『眠り姫』『ネズの木』を桐生さんなりの書き方で書かれてあります。
あ~~~、やっぱり面白い。一押しはやっぱり『白雪姫』だね~。-
「とっても残酷でえげつない」
昔話って日本でもそうですよね、、、私はコノ本、桐生操による解説かと思っていたのですが、違うのかな?「とっても残酷でえげつない」
昔話って日本でもそうですよね、、、私はコノ本、桐生操による解説かと思っていたのですが、違うのかな?2012/12/07
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中学の頃に読んだ本。
ネズの木とシンデレラが好きで、忘れた頃に読み返したくなるので、ついに買ってしまった本。 -
みんなに教えてやりたい。聞いたら結構驚いてた。
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1婚前性交渉の禁止や性の抑圧はいかに愚かな物。
2婚姻はいかにつまらないこと。
3人間はいかに満足できず、歴史を繰り返すこと。
4男女不平等はいかなる時代も同じこと。
5愛とは幻想に過ぎないこと。 -
中学生くらいの時に流行ったのを思い出して手に取ってみました。それくらいの年代のエロ、グロに対する好奇心を満たすには十分だったなぁと。
当時は見てはいけないものを見るようなスリルを味わうだけでしたが
改めて読んでみると、当時の人々の生活や考え方を知る手がかりになり勉強になるもんだなと思いました。 -
105円購入2002-10-19
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恐ろしくて歪で、初め読んだときに心底驚愕しました。本当は恐ろしいグリム童話というタイトルそのまま。子供には見せちゃ駄目。
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話題になった時は学生だったので、人生で初めて出合う「エログロ」だと感じました。
恐ろしい歪なことなのに、どうしても目が離せない、という背徳的な気持ちを覚えています。
参考文献の多さに、世のおとぎ話への関心が深いことがうかがえますね。