- Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784584188651
感想・レビュー・書評
-
篠崎にある「読書のすすめ」という本屋さんに
連れて行っていただいたときに、
プレゼントしていただいた本です。
ありがとう^^
NPO新宿救護センターの所長をしている筆者は、
ご自身多くの修羅場をくぐってきた経験をお持ち。
その経験を生かして、いま悩んだり苦しんだり
迷ったりしている人たちの相談に乗っている。
職業作家ではないから、美文ではないです。
でも、言葉に重みがある。
突き放したような、厳しいことも言う。
けど、優しさがにじみ出ている。
その人が、自力ですすんで行けるように、
必要な援助をするのであって、
手取り足取りべったり、
代わりに問題解決してあげるのではない。
そういう距離感が好き。
・・・・・・・・・・・・・
いままで「がんばれ」って言葉に抱いていた
イマイチ感がぬぐえる、印象的なくだりがありました。
『「がんばる」っていう言葉は、もともと「我を張る」ってところからきてる言葉で、他人にエールを送るための言葉じゃない。
自分が「これがやりたい」って決心する。努力してみる。で、思ってたよりも大変だなぁ、って思ったり、ちょっと弱気になったりしながらも「自分で決めたことだからぜったいに最後までやるんだ」って、自分で自分に言葉をかける。それが「がんばれ」なんだよ。』
『そして、いっしょうけんめい何かに打ち込んだり、目標に向かってがんばって達成する。そうすれば自信も出てくるし、自分も輝いてくる。がんばってるその姿を他の人が見て、「私もがんばろう」っていう気持ちが伝わっていく。そうすると、その人も輝き始めるんだ。』
いい話でしょう^^
たくさん付箋つけました(とくに気に入った部分に)。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
玄さん初対面の時も話しかけてくれた!