しあわせ駆けこみ寺―心がふわりと軽くなる88の言葉

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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584188651

感想・レビュー・書評

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  • 篠崎にある「読書のすすめ」という本屋さんに
    連れて行っていただいたときに、
    プレゼントしていただいた本です。
    ありがとう^^

    NPO新宿救護センターの所長をしている筆者は、
    ご自身多くの修羅場をくぐってきた経験をお持ち。
    その経験を生かして、いま悩んだり苦しんだり
    迷ったりしている人たちの相談に乗っている。

    職業作家ではないから、美文ではないです。
    でも、言葉に重みがある。
    突き放したような、厳しいことも言う。
    けど、優しさがにじみ出ている。
    その人が、自力ですすんで行けるように、
    必要な援助をするのであって、
    手取り足取りべったり、
    代わりに問題解決してあげるのではない。

    そういう距離感が好き。

    ・・・・・・・・・・・・・

    いままで「がんばれ」って言葉に抱いていた
    イマイチ感がぬぐえる、印象的なくだりがありました。

    『「がんばる」っていう言葉は、もともと「我を張る」ってところからきてる言葉で、他人にエールを送るための言葉じゃない。
     自分が「これがやりたい」って決心する。努力してみる。で、思ってたよりも大変だなぁ、って思ったり、ちょっと弱気になったりしながらも「自分で決めたことだからぜったいに最後までやるんだ」って、自分で自分に言葉をかける。それが「がんばれ」なんだよ。』

    『そして、いっしょうけんめい何かに打ち込んだり、目標に向かってがんばって達成する。そうすれば自信も出てくるし、自分も輝いてくる。がんばってるその姿を他の人が見て、「私もがんばろう」っていう気持ちが伝わっていく。そうすると、その人も輝き始めるんだ。』

    いい話でしょう^^

    たくさん付箋つけました(とくに気に入った部分に)。

  • 玄さん初対面の時も話しかけてくれた!

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著者プロフィール

1956年大阪西成で在日韓国人として生まれる。父親の愛人宅を転々として育つ。闇金融などの裏の社会で生きてきたが、1990年に天台宗の大阿闍梨酒井雄哉師と出会い得度。2000年、白血病ウイルス保菌者と判明。人生を180度転換し、世のため人のために生きることを決意。「13年したらワシに報告しに来い」という酒井師との約束を果たすため活動に尊心。2002年、新宿駆け込み寺を設立し、以来、2万人以上の人々の悩みの救済を行ってきた。しかし、弟子の報告を受ける前に酒井師は逝去。

「2019年 『大阿闍梨 酒井雄哉の遺言 師弟珍問答』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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