夢幻組あやかし始末帖 百鬼夜行に花吹雪 (ベスト時代文庫 あ 6-1 夢幻組あやかし始末帖)

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  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584367087

感想・レビュー・書評

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  • 朝松らしく、クトゥルー関係のくすぐりが入ってはいるものの、そんなにクトゥルーものでも無く、最近乱造されがちな妖怪の絡む時代小説から一歩も抜け出すことのない、割と残念な話でした。
    ライトノベル的にはそれなりに楽しめるんだけど、この出版社の読者には合うのかなぁ?
    ま、風太郎の魔界転生的な興味の引き方は有りかもしれませんが。

  • 字が大きくて、小難しい時代解説もなく、
    実にライトに楽しめる書き下ろし時代小説。
    (他の書き下ろし時代小説もこんな塩梅なのかしら)

    作者の作品としても、かなりアッパーなノリ。
    荒唐無稽なアクション、ギャグ、パロディ要素満載で楽しい。

    1時間番組くらいの感じでスパッと終わるので、続刊に期待したいところです。

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著者プロフィール

一九五六年、北海道生まれ。東洋大学文学部仏教学科卒業。
国書刊行会に入社し、ラヴクラフト作品などの企画出版を手掛ける。八六年、『魔教の幻影』で小説家デビュー。オカルト・伝奇小説を中心に幅広く執筆し、近年は室町時代を題に取った作品を精力的に発表している。二〇〇五年、短編「東山殿御庭」が日本推理作家協会賞候補。アンソロジストとしても高い評価を得ている。

「2023年 『一休どくろ譚・異聞』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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