「カチン」ときたときのとっさの対処術 (ワニ文庫 Best Business)

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  • ベストセラーズ
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584391853

感想・レビュー・書評

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  • カチンときやすい人は、自分を非難されたと感じやすい人。どんなに酷い仕打ちにあっても冷静でいられる人は大丈夫。その考え方を変えるだけでカチンと来なくなる。
    大切なことは自分の気持ちを整理すること。
    腹式呼吸をする。
    相手のネクタイを観察する。
    自分から話しかける。
    相手と同じ行動を取る。
    人づてにその人を誉める。
    身体を動かす。
    文字で自分にエールを送る。
    取り合えずその場を離れる。
    耳栓をする。
    目を閉じて深呼吸をする。

  • あっさりさらっと読みました。基本的にはハウツー本なので、私的にはあんまり心に残りませんでした。

  • <megukoの感想>
    前半は、人はなぜカチンとくるのかが書かれている。
    怒りとは、「美しい」と感じる気持ちと同じで、当事者の心を通してしか、生み出されない。いいかえれば、カチンときやすい人は、「自分を避難されたと感じやすい人」である。
    だから、何かひどい言葉を言われたときに、それをうまく受け止めるためには、自分中心の思考を身につけ、自分をコントロールすることが大事であると書かれている。
    後半には、実践の具体例を挙げ、効果的な対処法と、NGな返し方を説明されている。
    なるほど!と思える返し方には感心させられたが、実際にカチンときた場面でとっさにそんな大人で冷静な対応ができるのかは、自信がない。。。
    なので要は、相手の言動によって自分の感情が乱されないような思考法を身につけ、「相手は相手、自分は自分」と考えたり、気持ちを落ち着かせるストレス解消法を見つけることが容易で、お互いのためになるのではないかと思った。


    <内容(「BOOK」データベースより)>
    「なんでそんなこと言われなきゃいけないんだ!」とキレる前に、どうぞ本書を読んでください。ビジネスの席で、プライベートな場で、相手の心ない発言に思わず“カチン”ときても、冷静に対処できる方法を教えます。これでもう、傷つけられることも、頭にくることもなくなるでしょう。

    <目次>
    1章 なぜ相手の発言に心を乱されるのか
    2章 大声で反論したくなったときどうするか
    3章 とりあえずその場を乗り切る方法
    4章 将来のトラブルの芽は早めに摘んでおく
    5章 “カチン”とくる原因は自分にもあった
    6章 こんな場面ではどう切り返せばよいか

  • 具体的な実践例が書かれている。自分は自分と割り切り、腹式呼吸、自分に肯定的な言葉をかけるなど取り入れられそう。モデル会話もあり参考になる。けれど、とっさにこんなにうまい具合に切り返せるかなあ。

  • p.54
    苦手な先輩がニヤニヤしながら近づいて来て、嫌味を言ってきます。内容は根も葉もない嘘の話ばかりです。こんな相手に傷付けられるような、弱い自分ではないはずです。
    敵「ねえねえ、あなたって学生時代は、随分コンパで活躍してたらしいわね。私の友達があなたの大学に行っててさあ、全部聞いちゃったわよ。怒らないでよ、私じゃなくて、その子が言ったんだから。誰にも言わないから、ちょっと話してよ。」
    私「そのお友達と言うのは、どなたでしょうか。私を誰かと勘違いしているんじゃないですか。知り合いかどうか確かめたいので、その方の名前と連絡先を教えて頂けませんか。」
    さっそうとした態度であなたがメモ帳を取り出せば、相手がひるむことは間違いありません。

  • カチンときたときのの対処法について知りたくて読書。

    ちょうどタイミングがよかったのか、非常にしっくりきた。今日の
    読書本として手にしたのも必要として潜在意識が選ばせたのだと思
    う。
    フォトリーディングでは、こんな自分の潜在意識を信じて委ねるなどの感覚が大切だと思う。

    カチンをくるのは、自分が批判されたと感じるからだと冒頭で述べている。その許容範囲を広げればカチンとくる機会を減らすことができると。
    自分は自分、他人は他人。気持ちを切り換えるジェッシャーや儀式を作る。

    人間関係へ悪影響を最小限にして自分の意見を通す方法は、クレーム対応の逆のような内容だと思った。

    カチンときたときに冷静に対応するのは、ある程度の慣れと訓練が必要だと思うが、笑顔でさらっと受け流す。相手の言葉を繰り返す。主語を私にして意思を伝える。全員と仲良くする必要はないという意識。相手へ自分の一方的な期待を投影しない。

    読書時間:約45分

  • 具体例が示されていて良い。

  • カチンときたら、この本のことを思い出したいです。きっと、思い出す余裕はないと思いますけど。

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著者プロフィール

東京都出身。著述家。学習院高等科・同大学卒業後、資生堂に勤務。独立後、人生論の研究に従事。独自の『成心学』理論を確立し、心を元気づける著述活動を開始。1995年、「産業カウンセラー」(労働大臣認定資格)を取得。主な著書に、『「折れない心」をつくるたった1つの習慣』(青春出版社 プレイブックス)、『平常心のコツ』(自由国民社)、『「いいこと」がいっぱい起こる! ブッダの言葉』(三笠書房 王様文庫)、『マーフィーの恋愛成功法則』(扶桑社文庫)、『ヘタな人生論よりイソップ物語』(河出文庫)、『「カチン」ときたときのとっさの対処術』(ベストセラーズ ワニ文庫)、『運がよくなる100の法則』(集英社文庫)、『願いを9割実現するマーフィーの法則』(KADOKAWA)、『幸福力のコツ』(自由国民社)、『50歳からのやる気のツボ』(秀和システム)など多数。

「2023年 『心の免疫力 人生を「平気で生きる」コツ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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