アドラー心理学 実践入門---「生」「老」「病」「死」との向き合い方 (ワニ文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584393482

作品紹介・あらすじ

フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称される、オーストリアの精神科医アルフレッド・アドラー。どんな困難に直面しても、アドラー心理学は幸福になるためのヒントを教えてくれます。誰も避けることができない「老いること」「病気になること」「死ぬこと」に対しても同様です。これらは決して人生の最後に私たちを待ち構えているのではなく、常に生の直下にあります。アドラーの教えを深く理解し、実践するための1冊。

感想・レビュー・書評

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  • アドラー心理学=個人心理学
    「目的論的嗜好」

    どんな状況においても要は気の持ちようであって、幸福はその意味で主観的なものである

    天才「新しい自明性を作り出す能力」

    人は人の間に生きている→1人なら言葉も論理もいらない
    人間の悩みはすべて対人関係

    与えられているものをどう使うか
    親が子どもについて「あなたはこんな子だ」とその性質を決める→命令と一緒

    「他の人からの属性因子を受け入れる必要はない」

    他の人と関わることを避けるために他の人を怖いとみなそうと思っている

    私は他の人の期待を満たすために生きているのではない=他人は私の期待を満たすために生きているのではない

    劣等コンプレックス:AなのでBができないという論理を日常生活で多用すること

    ☆共同体感覚:他者への関心
    ”見かけの因果律”に惑わされてはいけない

    人に矯正できないこと「愛」「尊敬」

    愛と結婚の問題は完全な平等に基づくときにだけ満足に解決できる

    共感能力を高める→「自分だったら」という発送から抜け出す
    浮気する人→結婚が現実のものになることを恐れている
    結婚生活がうまく行かなかったときに選択の失敗を親のせいにする可能性
    自分だけでは知り得なかった見方を学び、人生の喜びや楽しさを倍増させる

    ☆人の課題を踏み込まないこと

    競争しない→負けると精神の近郊を崩す、精神的な健康を損なう
    この世界に自分の思う通りにならない人が存在するということを知る→自己中心的な世界観から抜け出すきっかけになる

    怒り→人と人とを引き離す
    言葉に答える(response)ことができること(ability)が責任(responsibility)
    刻々の「今」「生きてしまっている」というのが生きること

    回復する→「体のことを意識しなくて済む」
    ”私”という人格は私だけで完結しているのではない

    ☆その人が語った言葉が自分の中で生きた力となって働いているとき→語った人は不死

    「人生を先延ばしにしない」

    内村鑑三「我々が死ぬまでにはこの世の中を少しなりとも善くして死にたいではありませんか」
    最後の日を待たなくても、明日を今日の延長とすることなく今日の一日を満ち足りたものとして大切に生きれば、今、ここで幸せになれる

    個々ぞというときに自身に満ちた言葉を言えるようになりたい
    人間にとって最も幸福なのは、喜び楽しんで一生を送ること

  • 病気になった時
    健康な時には、自分と身体は一体化していて
    自分の身体の存在にきづかないのに
    病気になると、身体に意識を向けざるを得ない。
    身体が異常を訴えていても、それに耳を傾けず、
    自分に都合のいいように解釈することがある。

    今まさに、その状態であり、
    たまたま開いたページにこの一文があった!

    身体から発せられる警告を、自分にとって都合のよい解釈にすり替え、無効にしていた。

    たしかに、去年の自分、数日前の自分。
    学習能力がない、という一言で片付けていた、
    もっと真剣に自分の身体の声に耳を傾けるべきだったな。

    「ほんとうに健康な人間は傷つきやすい身体をもち、
    その傷つきやすさに彼自身気づいている」

    耳が痛い。

  • 先日読んだ、帯津先生と同じことが書かれている箇所もあり、本当に楽になったけど、時々読まないと忘れそう。

    また疲れた時に読みたいと思います。

  • 人生を変える勇気と併読。
    自分の行動を振り返ってみて
    できない理由を過去や誰かのせいにしている限り人生は変えられない。

  • 「嫌われる勇気」の方が物語の形をとっているので、頭に入ってきやすかった。

  • アドラーの言葉を引用しつつ、岸見さんの哲学的な考え方にふれる、という内容だった。
    が、悪くなく、「できない、やらない」理由は自分が作っているというのは自分でも考えていたことなので共感できた。

  • 嫌われる勇気を読まないとちょっと理解しづらそうだなぁ。課題の分離、目的論、他者への興味と貢献感、自由に幸福に生きるためにより前著より詳しく書いていてより理解できた
    ・誰かに嫌われることは自由に生きている証拠である。
    ・自分の考えを持たず人に合わせる人は自分の発言に責任を持たないという意味で無責任である

  • アドラー心理学の本が、こんなに書店の棚に並べられるような時代になるとは思いもしなかったです。

    けっこう、悪用すると強力だと思うし、若干、危険に感じたりもするのですが、それでも、競争や闘争ではなくて、共同体感覚を中心にした考え方というのは、これから先、もっともっと大切になっていくものです。

    今、苦しい思いをしている人の苦しみの原因をさぐることができなくても、その苦しみをなんとか軽くすることができるならば、自分がそこにいる意味はあるのだと思います。

    この本自体は、若干、哲学よりです。
    わたしが今まで読んできたのは、教育関係のものだったので、どっちかというと実践よりでした。

  • 著者の「アドラー心理学入門」を読んで以来その虜になったとも言え、本書も購入しようと思ったのだが、アドラーの教えの他に様々なテーマと諸賢人の教えなどを引くことで総花的な印象を否めず、なかなか自分の中に入ってこなかった。「嫌われる勇気」を積読なので、評価はその読了後にとっておこう。

  • アドラー、岸見先生による病気、死についてのお話が聞けた。
    老いの自覚は強い劣等感になる。。。

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著者プロフィール

1956年、京都府生まれ。哲学者。日本アドラー心理学会認定カウンセラー。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学(西洋哲学史専攻)。専門はギリシア哲学、アドラー心理学。主な著書に『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』(以上、古賀史健氏と共著、ダイヤモンド社)、『老いる勇気』(PHP研究所)、『プラトン ソクラテスの弁明』(KADOKAWA)、『幸福の哲学』(講談社)、『よく生きるために働くということ』(KKベストセラーズ)など多数。

「2019年 『「今、ここ」にある幸福』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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