東京・江戸地名の由来を歩く (ワニ文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584393550

作品紹介・あらすじ

大ヒット"地名の由来を歩く"シリーズの東京・江戸編。東京の70カ所を著者自らが歩きに歩き、地名の由来の謎を解く。「坂」「橋」「水」「大名屋敷」「江戸」「寺院」「戦い」「近代」をキーワードに浮かび上がる歴史の街、東京・江戸の知られざる魅力が満載!!各項に地図と写真を盛り込み、周辺のお勧めスポットや見どころも紹介。

感想・レビュー・書評

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  • 似たような江戸の痕跡を解説する本を何冊か読んだが、本書は史跡・地名を実地に歩き、過去を浅く探る歴史ビギナー向けで、現在遺されている場所を訪ねて楽しめる原寸大の解説書だった。日本橋の上に覆いかぶさる首都高を「残酷な景観」と表現しており、確かにそのとおりだと思う。最も印象的な一節は「文化というものは一度破壊すると取り戻せない。地名もその一つである。」だ。

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著者プロフィール

1945年、長野県松本市生まれ。地名作家。筑波大学名誉教授(元副学長)。千葉大学助教授を経て筑波大学教授。柳田国男研究で博士(教育学)の学位を取得。筑波大学退職後は自由な地名作家として全国各地を歩き、多数の地名本を出版。主な著書に『京都 地名の由来を歩く』(ベスト新書、2002年)に始まる「地名の由来を歩く」シリーズ全7冊などがある。NHKの「日本人のおなまえ」をはじめ、各種テレビ番組にも出演していたが、2018年2月に体調を崩し、翌19年5月に難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断された。しかしそれに負けじと執筆を継続。苦境の中で書き上げた『日本列島 地名の謎を解く』(東京書籍、2021年)は「奇跡の一冊」ともいわれた。

「2023年 『重ね地図でたどる京都1000年の歴史散歩』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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