文化財と古文書学

制作 : 湯山賢一 
  • 勉誠出版
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本棚登録 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784585032328

作品紹介・あらすじ

書流・書法にとらわれた従来の一面的な観点を再考し、書誌学はもとより、伝来・様式・形態・機能・料紙など、古文書学の視座との連携のなかから、総合的な「筆跡」論への新たな道標を示す。研究者・文化財保有者・行政機関ほか、文化財に関わる者すべてに必読の書。

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  • 文化財と古文書学 筆跡論
    湯山賢一
    勉誠出版
    二〇〇九年三月二十一日 初版発行
    ISBN978-4-585-03232-8 C1020

    序言  湯山賢一

    総論
    筆跡論への視角 湯山賢一

    各論
    大江広元とその筆跡 林 譲
    文化財調査における筆跡 池田 寿
    「信長記」の筆跡論 杉崎友美
     消息と聖教の筆跡論
    ――主に親鸞・蓮如の筆跡を通して――  永村 眞
     東寺観智院・藤井永観文庫所蔵「東寺長者補任」について
    ――寺院文書の集積と供僧―― 宮崎 肇
     『醍醐寺史料』にみる寺院史料と筆跡 藤井雅子

    討論
     筆跡論の現状と課題  池田寿・杉崎友美・永村眞・林譲・湯山賢一

    編集後記
    執筆論一覧

    http://bensei.jp/index.php?main_page=product_book_info&products_id=3232

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著者プロフィール

奈良国立博物館長。
一九四五年生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士課程中退。
編著書『日本の美術 第五〇〇号 天皇の書』(至文堂、二〇〇七)、『文化財と古文書学-筆跡論』(勉誠出版、二〇〇九)ほか。

「2016年 『近衞家名宝からたどる宮廷文化史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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