ソクラテスになった猫

著者 :
  • 勉誠出版
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本棚登録 : 34
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784585053354

作品紹介・あらすじ

優雅に、そして自由にくつろぎ、軽やかに歩く猫たち。彼らはいつも自分の場所で自分を生きる。だから、猫は不幸せにならないのだ。左近司教授と41匹の同居猫が悩み多き貴方に教える、本当の自分が見つかる哲学。

感想・レビュー・書評

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  • 哲学を齧ってみたくて読んだ自分としてゎ失敗。
    たんなる愛猫家のお話に過ぎないです。でも凄い愛猫家だって言うのゎ伝わる。だからこそ、哲学の先生だからこそ、もっと猫と哲学を絡めて欲しかったー!
    後半にほんの少し絡めた文章があるけど足りなぃ。
    哲学と言う言葉を意識しながら読むのゎ反対です。

  • 猫と哲学の関係とはどういうものなのか?と思い手に取ったのですが
    実際、内容はあまりわからない感じでして、自分にはいまひとつ「うーん」といった感じでした。。

  • 猫をみると彼らも? と考える様になった。 「かにかま?」がかわいい

  • 左近司先生は、元学習院大学教授。プラトンなど古代ギリシアの哲学研究者です。それで、先生のお宅には、41匹の猫!「共同体」とか「時間と欲望」などなど、について、猫の側から語る哲学書(間違いなく随筆というよりは哲学書)。表紙(秀逸)から期待されるほど、猫の写真は多くはありません。けれども一流の哲学者が、「猫と哲学者、これはどう考えても哲学者に分の悪い勝負である」という立場でお書きになった本です。面白いです。なにより41匹の猫と同居、ということに驚き、その場に身をおきたいような。(又聞きですから正確ではありませんが、先生は猫とうまくつきあえない学生はお宅に入れてくださらなかったとか、真偽のほどは……誰かご存知なら教えてください)。

  • あっぱれな愛猫家(41匹の猫のお世話をしてらっしゃる)左近司教授の哲学エッセイ

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著者プロフィール

左近司祥子(さこんじ・さちこ)  一九三八年東京生まれ。東京大学文学部哲学科卒、同大学博士課程満期中退。東京大学助手、学習院大学文学部哲学科教授を経て、現在、学習院大学文学部哲学科名誉教授。専門はギリシャ哲学。主な著書に、『哲学のことば』(岩波ジュニア新書))『本当に生きるための哲学』(岩波現代文庫)『哲学するネコ』(小学館文庫)『謎の哲学者ピュタゴラス』(講談社選書メチエ)編著に『西洋哲学の10冊』(岩波ジュニア新書)その他、訳書など多数。

「2012年 『なぜねこは幸せに見えるの?─子どものための哲学のおはなし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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