完訳太平記 (1(巻1~巻10)) (現代語で読む歴史文学)
- 勉誠社(勉誠出版) (2007年3月20日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (423ページ)
- / ISBN・EAN: 9784585070733
感想・レビュー・書評
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後醍醐天皇の倒幕計画の露見(正中の変)から北条一族が東慶寺で滅ぶまで。
岩波文庫で読み始めたのだが、文語体に手を焼いていたところこのシリーズを知り購入。現代語に訳されてところどころ軽く感じらる件はあるがストーリーの把握にはとてもよい。数々の中国古典の知識が振りまかれており、史記などの中国古典や歴史の知識は読み進めるのには必須だ。
二巻以降、建武新政の成立から崩壊。室町幕府成立そして観応の擾乱へと話が進んでいくのが楽しみだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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