完訳太平記 (1(巻1~巻10)) (現代語で読む歴史文学)

著者 :
  • 勉誠社(勉誠出版)
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  • Amazon.co.jp ・本 (423ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784585070733

感想・レビュー・書評

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  • 後醍醐天皇の倒幕計画の露見(正中の変)から北条一族が東慶寺で滅ぶまで。
    岩波文庫で読み始めたのだが、文語体に手を焼いていたところこのシリーズを知り購入。現代語に訳されてところどころ軽く感じらる件はあるがストーリーの把握にはとてもよい。数々の中国古典の知識が振りまかれており、史記などの中国古典や歴史の知識は読み進めるのには必須だ。
    二巻以降、建武新政の成立から崩壊。室町幕府成立そして観応の擾乱へと話が進んでいくのが楽しみだ。

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著者プロフィール

博士(文学―名古屋大学)。桃源文庫日本学研究所教授・法人理事。
専攻は平安時代物語文学、文献史学、日本琴學史。主著に『光源氏物語傳來史』(武蔵野書院、2011年)、共編著に『人物で読む源氏物語』全20巻(勉誠出版、2005~2006年)、『日本琴學史』(勉誠出版、2016年)などがある。

「2019年 『古典文学の常識を疑う Ⅱ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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