敦煌仏頂尊勝陀羅尼経変相図の研究

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  • 勉誠出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (375ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784585210382

作品紹介・あらすじ

東西交通の要衝・敦煌。インドから伝わった仏教もこの地を経て中原地域に流入した。
敦煌では石窟壁画など仏教美術が花開き、今に残されたそれらは仏教伝播の歴史を知る上で極めて貴重な資料ともなっている。
本書では唐代における敦煌の石窟壁画に焦点をあて、その中で漢訳された経典「仏頂尊勝陀羅尼経」の内容がどのように伝わり、変遷を経たのかについて、敦煌石窟壁画から取り出した170の画像を丹念に読み解いたものである。敦煌の経典をもとにした壁画についての研究はこれまで多くなされてきたが、仏頂尊勝陀羅尼経に関する研究は乏しく、貴重な研究成果となる。


*「仏頂尊勝陀羅尼経」とは…
密教経典。インドで成立し、中央~東アジアにおいて広く流布した。中国においては唐代の680年代以降、漢訳が進められた。
 七日後に死んで畜生悪道の身を七返受けるはずであった善住天子を救済するために、釈尊が「陀羅尼」を教示するという内容であり、そのために説かれた「仏頂尊勝陀羅尼」は地獄・畜生といった悪道から救われる利益があるとされ、悪病治癒の効能もあるとされる。

プロフィール

早稲田大学會津八一記念博物館主任研究員。早稲田大学文学部卒業。専門は美学・美術史。
主な著書・論文に『東大寺-美術史研究のあゆみ-』(共著、里文出版、2003年)、『薬師寺 千三百年の精華-美術史研究のあゆみ-』(里文出版、2000年)、「唐代仏頂尊勝陀羅尼経変における図像の異同と展開」(朝日敦煌研究員派遣制度記念誌、2008年)などがある。

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