水・雪・氷のフォークロア-北の人々の伝承世界

制作 : 山田仁史  永山ゆかり  藤原潤子 
  • 勉誠出版
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本棚登録 : 27
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784585220831

作品紹介・あらすじ

寒冷地に紡がれてきた心と暮らしの物語-地球温暖化の影響が最も顕著に現れると予測される極北地域、そこで水そして雪・氷に囲まれて暮らす人々は、その自然環境にどのように対峙し、物語や伝説の中にどう描きだしてきたのか。北方に生きる人々の自然観・世界観をフィールドワークや文献資料を通して垣間見ることで、これからの人間と自然環境の共存のあり方を考える。本邦未紹介の伝説・伝承を多数収録。

感想・レビュー・書評

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  • 寒冷地では身近な水・雪・氷。そこで暮らす人々はそれらをどのようにみなし、どのような物語を描いてきたのか?
    北方で紡がれた民族伝承や自然観が垣間見える。人間の豊かな想像力が詰まったオムニバス。
    請求番号 388/MI/中央館 2F 東3

  • ウイルタ、ニヴフ、イテリメン、アリュートル、ユカギール、 サハなどの民族に伝わる伝承、民話を採集。アイヌの人々とも交易のあった北方のひとたちに興味があり、読んでみたかった本でした。
    1年の大半を氷と雪に閉ざされた世界のひとびとのもつ世界観が、取り上げられる動物や人々の生活にあらわれて興味深かったです。
    でも、キリスト教などよそからの宗教が入ってくると、とたんに説教じみて、民話はその輝きを失うように感じました。
    少数民族の民話を採集する作業に従事された作者に敬意と感謝を。

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著者プロフィール

1972年宮城県生まれ。神話学・文化人類学者。
著書に 『いかもの喰い』(亜紀書房、2017年)、『首狩の宗教民族学』(筑摩書房、2015年)、『水・雪・氷のフォークロア』(共編、勉誠出版、2014年)、『神の文化史事典』(共編、白水社、2013年) など。

「2019年 『この世のキワ 〈自然〉の内と外』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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