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- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784585291732
作品紹介・あらすじ
平安時代の文人貴族にとって、漢の思想・文化は、ある種の規範かつ憧憬の対象としてあった。
なかでも白居易の詩文は日本に舶載されて以来、広く愛され、日本の漢文世界に深く根をおろすとともに、『源氏物語』などの物語文学を育む豊かな土壌となった。
仮名文学が興隆して国風文化が開花し、また一方で、漢文学的な文化潮流が再興し頂点に達した一条朝の時代―。その時代に花開いた和漢の作品を丁寧に読み込み、そこにあらわれる表現を丹念に分析することで、和の内なる漢のあり方、和漢の交響を文学史上に位置付ける。
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