競争社会をこえて: ノー・コンテストの時代 (叢書・ウニベルシタス 436)
- 法政大学出版局 (1994年6月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (519ページ)
- / ISBN・EAN: 9784588004360
作品紹介・あらすじ
アメリカ心理学会賞受賞 勝利者が敗北者を生み出す現代パワーゲームの誤りを正し,無競争社会に向けて諸制度のリストラを提言。勝利至上の神話を批判・解体する。
感想・レビュー・書評
-
原題:No Contest: The Case Against Competition (Revised Edition)
著者:Alfie Kohn(1957-) 教育学、評論。
訳者:山本啓(やまもと・ひらく)(1947-) 政治学,思想史,社会理論。
訳者:真水康樹(ますい・やすき)(1959-) 政治学,中国政治制度史。
シリーズ:叢書・ウニベルシタス ; 436
四六判 / 530ページ / 上製 / 定価:5,000円 + 税
ISBN978-4-588-00436-0(4-588-00436-0) C1336 [1994年06月 刊行]
アメリカ心理学会賞受賞 勝利者が敗北者を生み出す現代パワーゲームの誤りを正し,無競争社会に向けて諸制度のリストラを提言。勝利至上の神話を批判・解体する。
<http://www.h-up.com/bd/isbn978-4-588-00436-0.html>
【簡易目次】
第1章 「ナンバー・ワン」の強迫観念
第2章 競争は避けられないものなのだろうか――「人間性」という神話
第3章 競争はより生産的なものなのだろうか――協働の報酬
第4章 競争はもっと楽しいものなのだろうか――スポーツ、遊び、娯楽について
第5章 競争が人格をかたちづくるのだろうか――心理学的な考察
第6章 相互の対立――対人関係の考察
第7章 汚い手をつかう口実
第8章 女性と競争
第9章 競争をこえて――変化をもたらすためのさまざまな考え方
第10章 ともに学ぶ
・詳しめの目次と抜き書き
<http://d.hatena.ne.jp/Mandarine/20131029>詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とことん競争社会
というか
競争というものが
意味ないよ
ということを
書きまくっている本。
論文っぽいし【てか論文でしょ】
内容も難しいけど
素晴らしいことが
たくさんたくさん
書いてありました。
読むの大変だったなぁ。
競争って
生きるために
しなくちゃいけないもの
人が育つために
したほうがいいもの
って教えられている
というか
当たり前のように扱っていたけど
その考えが
くるっと
ひっくりかえされますよ
面白い。
でもね、
1回読んだだけじゃ
まだまだ
つかめないなぁ
内容は
記憶に残っている部分で言うと
自尊心と競争の関係かな
みんな
自尊心がないから
自尊心を育てられてないから
競争して
勝つことによって
自分自身の存在意義だったり
アイディンティティーを見出している
ってところは
記憶に残ってるかな。
自尊心があれば
相手を尊敬し
人と協調しあって
良い方向に向かって
歩いて行けるのかなって
思いました。
もう1回読もうかな
大変なんだよ
ほんと
買おうかな
4800円
中古品なら
625円
かっとこっかな -
分類=人間観・行動原理。94年6月。