古代憧憬と機械信仰: コレクションの宇宙 (叢書・ウニベルシタス 513)
- 法政大学出版局 (1996年2月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
- / ISBN・EAN: 9784588005138
作品紹介・あらすじ
後期ルネッサンスからバロックにかけてのクンストカマー(博物館前史)に着目し,世界を再現するコレクションのミクロコスモスに自然誌から自然史への流れを読む。
感想・レビュー・書評
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・歴史の連鎖:
自然物―古代の彫像―人工物―機械 →外国物(エクソティカ) →小宇宙
・魔術的オカルティズムと理性主義的啓蒙主義との折衷様式詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
309夜
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[ 内容 ]
クンストカマーとは。
後期ルネッサンス~バロックにかけての王侯貴族の珍品収集館=クンストカマーに着目し、そのコレクションが体現するこの時代の世界観・宇宙観を読みとり、自然誌から自然史への転換をあとづける。
コレクションのミクロコスモス。
[ 目次 ]
運動の問題
歴史の連鎖
研究と未来像
遊び心のある自然誌
進歩の双生児
現代へのあとがき
[ POP ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
蒐集、クンストカンマー(文化の部屋)について。自動人形について詳しく書かれていて面白いです。