人間の将来とバイオエシックス (叢書・ウニベルシタス 802)

著者 : ユルゲン・ハーバーマス 三島憲一

• 法政大学出版局 (2004年11月1日発売)

作品紹介・あらすじ

生命科学，とくに遺伝子技術の発展と優生学的思考の広がりを哲学はどう考えるか。人間の将来と生命倫理を鋭く問い，共通基盤としての理性道徳と人権の倫理を追求。

感想・レビュー・書評

[georgebest1969さんの感想 · 2012年4月12日]

これもしばらく読みたいと思っていて読めなかった本。とくに遺伝子治療、胚細胞の意義などについて議論している。不可知な部分については十分に検討されているが、その先の解はないです。優生学に対するドイツ人のトラウマも感じました。