承認の行程: その概念の多義性をめぐる考察 (叢書・ウニベルシタス 854)
- 法政大学出版局 (2006年11月1日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
- / ISBN・EAN: 9784588008542
作品紹介・あらすじ
哲学のみならず倫理学や政治学の分野で近年注目される「再認 = 承認」の多義性に焦点を当て,その概念のはらむ多様な意味と可能性を探るリクールの生前最後の著作。
感想・レビュー・書評
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[ 内容 ]
哲学のみならず倫理学・政治学の分野で近年とくに重要視される「再認=承認」の多義性に焦点を当て、その概念のはらむ意味と豊かな可能性を探り出す試み。
リクール哲学を深化させた、生前最後の注目の書。
[ 目次 ]
第1研究 同定としての再認(デカルト―「真なるものを偽なるものから区別する」;カント―時間の条件のもとで関係づけること;表象の没落 ほか)
第2研究 自己自身を再認すること(ギリシア的資質―行動することと、その行為者;能力ある人間の現象学;記憶と約束 ほか)
第3研究 相互承認(非対称から相互性へ;ホッブズの挑戦;イエナ期ヘーゲル―承認 ほか)
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