異郷に生きる者 (叢書・ウニベルシタス 880)

  • 法政大学出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784588008801

作品紹介・あらすじ

異郷に在り、異郷に赴く二重化された異邦人のまなざしで世界の現実を直視し、他者との相互作用を通じて自らを開きつつ世界と直に対峙する方法を模索する。全体主義体制と西欧民主主義社会での体験の反省をもとに、社会を律すべき根本原則を追究し、現代の思想と文化を覆う価値相対主義からの脱却をめざす。『未完の菜園』『越境者の思想』に連なる省察の書。

感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    異郷を往還する異邦人の“まなざし”で世界の現実を直視し、他者との相互作用を通じて世界と直に対峙する方法を模索する。
    『未完の菜園』『越境者の思想』に連なる省察の書。

    [ 目次 ]
    第1部 ブルガリアの出身(全体主義の経験;強制収容所;共産主義の終焉)
    第2部 フランス国籍を持った者(クラフチェンコとルッセの裁判;トゥヴィエ事件;人種差別についての論争;知識人たちの政治;表現の自由と検閲;文化と日常生活)
    第3部 アメリカへの訪問者(文学批評;人文学;自律の凋落)

    [ 問題提起 ]


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著者プロフィール

Tzvetan TODOROV(1939-2017) ブルガリア出身のフランスの文芸理論家、思想史家。当初は構造主義的文学理論を代表する論者として知られたが、世界の中の人間を直接的に論じる著述を、他者論、民主主義論、絵画論といった幅広い領域をフィールドとして次々と発表し、過去と対話しつつ現代を思考する姿を見せる。

「2021年 『善のはかなさ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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