ポール・ヴァレリー: 1871-1945 (叢書・ウニベルシタス 902)
- 法政大学出版局 (2008年10月1日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (794ページ)
- / ISBN・EAN: 9784588009020
作品紹介・あらすじ
世紀末の象徴派詩人から、危機の時代の文明批評家へ。ことばの魔(デーモン)の化身たるポール・ヴァレリーは、いかに20世紀フランスで最も名高き文学的偶像となったのか。故郷南仏での知的覚醒から、パリ文学界での交友関係、女性たちとの情愛遍歴、国際情勢への参与をふくめ、精神の詩人の生身の全体像を初めて詳細に描き出した決定版評伝。邦訳版オリジナルとして、詳細な人名解説・口絵を付す。
感想・レビュー・書評
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ポール・ヴァレリー 1871‐1945 (叢書・ウニベルシタス)
(和書)2011年07月07日 14:34
ドニ ベルトレ 法政大学出版局 2008年10月
柄谷行人さんの書評から読んでみた。
ヴァレリーさんの作品は何冊か読んだことがあり、特に詩集の評価が高いように思われ、その理由が解しかねていました。ヴァレリーさんがどんな人か全く知らなかったので、そういった謎に満ちた文学的権威みたいなものになってしまっているように見えて、そういったものの批判をしたいと思い、今回のこの本に期待を込めて読ませて貰いました。
そういう意味で謎は大分明らかになりました。読んで良かったと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なかなか貴重なところもあり。
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