ポール・ヴァレリー: 1871-1945 (叢書・ウニベルシタス 902)

  • 法政大学出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (794ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784588009020

作品紹介・あらすじ

世紀末の象徴派詩人から、危機の時代の文明批評家へ。ことばの魔(デーモン)の化身たるポール・ヴァレリーは、いかに20世紀フランスで最も名高き文学的偶像となったのか。故郷南仏での知的覚醒から、パリ文学界での交友関係、女性たちとの情愛遍歴、国際情勢への参与をふくめ、精神の詩人の生身の全体像を初めて詳細に描き出した決定版評伝。邦訳版オリジナルとして、詳細な人名解説・口絵を付す。

感想・レビュー・書評

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  • ポール・ヴァレリー 1871‐1945 (叢書・ウニベルシタス)
    (和書)2011年07月07日 14:34
    ドニ ベルトレ 法政大学出版局 2008年10月


    柄谷行人さんの書評から読んでみた。

    ヴァレリーさんの作品は何冊か読んだことがあり、特に詩集の評価が高いように思われ、その理由が解しかねていました。ヴァレリーさんがどんな人か全く知らなかったので、そういった謎に満ちた文学的権威みたいなものになってしまっているように見えて、そういったものの批判をしたいと思い、今回のこの本に期待を込めて読ませて貰いました。

    そういう意味で謎は大分明らかになりました。読んで良かったと思います。

  • なかなか貴重なところもあり。

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著者プロフィール

1952年スイス生まれ.ローザンヌ大学で政治学を学んだあと,ジュネーヴ大学で博士号(文学)を取得.現在,ジュネーヴ大学・ヨーロッパ学院教授.歴史学者,政治学者.著書に,『ブルジョワの全貌──ベルエポック期のファミリーロマン』(オリヴィエ・オルバン刊,1987年),『フランス人自身によるフランス人,1815─1885年』(同,1991年),『サルトル』(プロン刊,2000年),『レヴィ=ストロース』(同,2003年),『サルトル,いやいやながら作家にされ』(インフォリオ刊,2005年)などがある.また,ゲオルグ社やラ・バコニエール社でエディターとしても活躍した.現在,インフォリオ社のコレクション・イリコの監修者を務めている.

「2015年 『ポール・ヴァレリー 〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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