吐き気: ある強烈な感覚の理論と歴史 (叢書・ウニベルシタス 943)
- 法政大学出版局 (2010年8月1日発売)
本棚登録 : 45人
感想 : 1件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (852ページ)
- / ISBN・EAN: 9784588009433
作品紹介・あらすじ
18~20世紀の美学・哲学・芸術理論における「吐き気」の形象の変遷を包括的に検証し、西欧近代の〈美学=感性論〉の可能性の条件を浮かび上がらせた画期的な試み。古典主義美学における「吐き気」と「美」のあいだの交錯関係の考察、カントにおける「吐き気」の理論的・実践的位置づけ、初期ロマン主義における「腐敗」の詩学から、フロイト、カフカ、バタイユ、サルトル、クリステヴァにおよぶ。〔美学・思想〕
全1件中 1 - 1件を表示