限りある思考 (叢書・ウニベルシタス)

  • 法政大学出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (446ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784588009532

作品紹介・あらすじ

存在という出来事の限界で、有限な世界の終末で、ひとはまだ何を思考し、意味することができるのか。ハイデガーやデリダの問いを受け継ぐ哲学者が、バタイユ、ニーチェ、ランボーらとともに、西洋、エクリチュール、犠牲、崇高、ミメーシス、愛や共同体について繰り広げる戦慄的な思索。『無為の共同体』から『キリスト教の脱構築』へ向かうナンシーの、デリダ論を含むもう一つの主著、待望の完訳。〔哲学〕

著者プロフィール

ジャン=リュック・ナンシー(Jean-Luc Nancy)
1940年生。ストラスブール・マルク・ブロック大学名誉教授。脱構築という哲学的営為を自覚的に引き受け、意味、世界、身体、芸術、政治、キリスト教など多くの主題をめぐって旺盛な著作活動を展開した。主著に『無為の共同体』(1986年、邦訳以文社)、『限りある思考』(1990年、邦訳法政大学出版局)、『共同‐体(コルプス)』(2000年、邦訳松籟社)、『複数にして単数の存在』(1996年、邦訳松籟社)、『脱閉域』(2005年、邦訳現代企画室)ほか。ラクー=ラバルトとともに寄稿した論集としてドゥギーほか『崇高とは何か』(1988年、邦訳法政大学出版局)。2021年没。

「2023年 『文学的絶対』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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