ラカン 反哲学3 セミネール1994-1995 (叢書・ウニベルシタス 1100)

  • 法政大学出版局
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 27
感想 : 0
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784588011009

作品紹介・あらすじ

反哲学は、哲学とは全く異なる思考の布置の到来であるような「行為」を引き受ける。現代の反哲学は、ニーチェに始まり、ウィトゲンシュタインを経て、ラカンで締め括られる。あらゆる「締め括り」は、同時に「開始」であるが、ラカンによる反哲学の締め括りは、われわれを何に対して開くのか。バディウが語るラカンと共に、われわれはいま新たな開始の位置に立つ。

著者プロフィール

(Alain Badiou)
1937年、モロッコの首都ラバトで生まれる。1956年にパリ高等師範学校に入学。1960年に哲学の高等教授資格試験に首席で合格。ランスの高校の哲学教師を経て、1966年秋には同じくランスで大学への予備教育のために新設された大学コレージュの哲学の教員に任命される。その後、パリ第八大学教授、高等師範学校哲学科教授などを経て、現在は高等師範学校の名誉教授。1966–1967年度に始まった公開セミネールは、ランス、ヴァンセンヌ実験大学、パリ第八大学、国際哲学コレージュ、パリ高等師範学校、オーベルヴィリエのコミューヌ劇場と場所を変えながら、2017年まで続けられてきた。邦訳された主な著書に、『推移的存在論』(近藤和敬、松井久訳、水声社、2018年)、『哲学宣言』(黒田昭信、遠藤健太訳、藤原書店、2004年)、『聖パウロ――普遍主義の基礎』(長原豊、松本潤一郎訳、河出書房新社、2004年)、『ドゥルーズ――存在の喧騒』(鈴木創士訳、河出書房新社、1998年)などがある。

「2019年 『ラカン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

アラン・バディウの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×